C・ロナウドは「過去の象徴」 マンU“ヤングスター”との対照的な立場を英メディア指摘

マンUのC・ロナウド【写真:ロイター】
マンUのC・ロナウド【写真:ロイター】

インタビューでクラブと監督を痛烈に批判し話題に

 イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWのクリスティアーノ・ロナウドは、インタビューでクラブと監督を痛烈に批判し、波紋が広がっている。英メディアではこの問題について、18歳の“ヤングスター”と対比し考察している。

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 ロナウドは今季開幕前から移籍報道が騒がれ始める。シーズンが始まってもリーグ戦では先発を外れる日々が続き、10月のプレミアリーグ第12節トッテナム戦で試合終了前にベンチからロッカールームに引き揚げる行為で非難されるなどしていた。さらに英紙「ザ・サン」のインタビューでクラブから「裏切られた」、エリック・テン・ハフ監督については「私のことをリスペクトしてないから、私も彼をリスペクトしていない」とも明かし、関係悪化が懸念されている。

 そんななか、英衛星放送「スカイ・スポーツ」でもこの話題を取り上げ、同クラブの “ヤングスター”である18歳FWアレハンドロ・ガルナチョとの立場の違いついて考察。「なぜロナウドは今になって口を開いたのか?」といった疑問に対し「フルハム戦(現地時間11月13日/第16節2-1)で土壇場の素晴らしいゴールを決めプレミアリーグに名乗りを上げたわずか数時間後にロナウドの不満に関するニュースが飛び込んできたのだから、インタビューのタイミングは何か皮肉なものを感じる」とレポートした。

 さらに「18歳のガルナチョは、クラブの未来の1つであり、ロナウドは過去の象徴。現在ではますます縁の下の力持ちとなっている」とし「ユナイテッドは2つの時代を融合させようと懸命に努力してきたが、対照的な存在となっている」と2人の状況を比較している。

 同メディアでは、そうした背景も含め「1月の移籍市場でロナウドがシャツを着ることなくクラブを去る可能性も出てきた」と来夏までの契約満了を待たずに退団が加速するかもしれないと指摘。「ユナイテッドはロナウドを売却しようとしている兆候はなく、テン・ハグはこのストライカーが自分の計画の一部であると主張しているが、ロナウドが出場を増やすかどうかはクラブ側の反応によって決まるだろう」と推測している。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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