ベトナム戦終盤に久保が負傷 森山監督「彼は大丈夫だと思う」と軽傷強調

指揮官は「久保、福岡がそれぞれ2ゴールといいプレーをしてくれた」と評価

 U-16日本代表は16日、インドで行われているAFC U-16選手権グループリーグ初戦のベトナム戦に臨み、7-0と大勝。かつてバルセロナの下部組織に所属したFW久保建英(FC東京U-18)は、2得点1アシストの大活躍を見せたものの、試合終了間際に担架に乗せられてピッチを去った。しかしAFC公式サイトのインタビューに答えた森山佳郎監督は「彼の状況は大丈夫だと思う」と大きな影響がないと話している。

 久保は前半16分にゴールから約20メートルの位置でゆっくりとした助走から左足を振り抜く。ボールは壁を越えて落ちると相手GKのセーブも全く及ばずゴール右隅へと吸い込まれた。

 久保の先制弾を契機に日本は順調に得点を挙げて、後半19分には細かなボールタッチでマーカーを無力化し、相手GKをあざ笑うかのようなコントロールシュートでこの日2点目を奪う。仕上げは同34分、右からのFKでDF監物拓歩(清水ユース)のヘディング弾をお膳立てした。試合後のインタビューで「接戦になると思っていたので、上出来かなというところです。まず守備のところで、相手に攻撃の起点を作らせずに、かなり後ろの選手を中心にチャンスを与えず、攻撃に出られたのは成果だったと思います」と話した森山監督だが、計7得点の快勝について問われると久保の名前も挙げている。

「私はここまで試合がオープンになるとは予測していませんでしたが、選手たち、メディカル、コンディショニングスタッフがハードワークしてくれました。最初のゴールは試合の中で非常に重要でしたし、久保、そして福岡(慎平/京都U-18)がそれぞれ2ゴールを挙げてくれて、非常にいいプレーをしてくれたと思います」

 

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