アーセナル、冨安とティアニーのポジション争いはどうなる? サウサンプトン戦の先発予想…現地でも意見対立

アーセナルの冨安健洋【写真:ロイター】
アーセナルの冨安健洋【写真:ロイター】

23日にサウサンプトン戦を控えるなか、現地が先発予想

 日本代表DF冨安健洋の所属するイングランド1部アーセナルは、現地時間10月23日にプレミアリーグ第13節でサウサンプトンと対戦する。冨安を含むサイドバックのポジション争いが注目を集めているが、現地メディアのなかでも意見は分かれているようだ。

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 昨季までは右サイドバックが冨安、左サイドバックはスコットランド代表DFキーラン・ティアニーがファーストチョイスだったもの、今季はその序列に変化が起きている。冨安が怪我で出遅れた右サイドはイングランド代表DFベン・ホワイト、左は新加入のウクライナ代表MFはオレクサンドル・ジンチェンコが開幕スタメンを飾った。

 しかし、冨安やティアニーの復調とジンチェンコの離脱が重なったことで最近ではさらなる変化も生じた。ミケル・アルテタ監督はティアニーが起用できる状況にも関わらず、プレミアリーグ第10節のリバプール戦(3−2)では冨安を左サイドバックに抜擢。続くリーズ・ユナイテッド戦(1−0)も同様に冨安を本職とは異なるこのポジションで起用した。

 英メディア「フットボール・ロンドン」は、次節サウサンプトン戦に向けた論点として冨安とティアニーのポジション争いを特筆している。同メディアの3人のライター陣の中でも意見は分かれているようだ。

 カヤ・カイナック氏は20日の「木曜日の夜(UEFAヨーロッパリーグ第2節延期分のPSV戦)、コーディ・ガクポを抑え込んだ冨安健洋がどれだけいい選手なのかをあらためて思い知らされた」と冨安を絶賛し、ティアニーを差し置いて先発すべきとして予想スタメンに左サイドバックとして冨安の名前を記した。

 一方で、トム・カントン氏、タシャン・デニラン=アレン氏の2人は4バックの並びを右からホワイト、ウィリアム・サリバ、ガブリエウ・マガリャンイス、ティアニーの4人と予想。カントン氏は「このチームの唯一の論点は左サイドバックのまま」としたうえで、左サイドからの攻撃力を維持するためにティアニーの起用を予想した。デニラン=アレン氏もフィットネスに不安のあるジンチェンコ起用の「リスクを冒すべきではない」とし、サウサンプトンが守備的なアプローチをしてくるとの予想の下でより攻撃的なティアニーの起用がベターだとした。

 GKと中盤より前の顔ぶれについては3人ともに一致している。GKはアーロン・ラムズデール。3人のMFはトーマス・パーティ、マルティン・ウーデゴール、グラニト・ジャカ。前線は左右のウイングにガブリエウ・マルティネッリとブカヨ・サカ。そしてセンターフォワードがガブリエウ・ジェズス。アルテタ監督はアウェイでの一戦でそのようなスターティングイレブンを送り出すだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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