ブライトン三笘、デ・ブライネ超え! プレミア90分換算“アシスト期待値”で堂々1位…高水準プレーデータ記録

ブライトンでプレーする三笘薫【写真:Getty Images】
ブライトンでプレーする三笘薫【写真:Getty Images】

公式記録上のゴール&アシストなしも、高水準プレーデータが判明

 イングランド1部ブライトンの日本代表FW三笘薫は今季ここまで7試合に途中出場している。公式記録上はまだゴールもアシストもない三笘だが、“90分あたりのアシスト期待値”ではマンチェスター・シティのベルギー代表MFデ・ブライネを上回っているという。

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 初挑戦のプレミアリーグでも左サイドからのドリブル突破で異彩を放っている三笘。第9節リバプール戦(3-3)ではFWレアンドロ・トロサールがマークした3点目のゴールをクロスで“アシスト”。ただし、トロサールに渡る手前でDFフィルジル・ファン・ダイクが触っていたこともあり記録上のアシストは付かななった。第10節トッテナム戦(0-1)、そして直近の第11節ブレントフォード戦(0-2)でもチャンスに絡んではいるが、あと一歩のところで得点につながっていなかった。

 しかし、限られた出番のなかで三笘のプレーのクオリティーが高いことはデータで証明されている。ノルウェーのサッカーデータ分析サイト「FotMob」によれば、三笘の「90分あたりのアシスト期待値(expected Assists)」は0.74。これは、すでに9アシストを記録しているシティのMFデ・ブライネの0.52を超えてリーグ1位の数字となっている。90分あたりで換算しない全体での「アシスト期待値」に関してはデ・ブライネが3.9で堂々1位。三笘は1.2で30位だった。

 また「90分あたりのゴール期待値(Expected Goals)+アシスト期待値」の合計は0.77で、これもリーグ全体で9位の高水準だ。ほかにも「90分あたりのドリブル成功数」が3.6回で、アーセナルのFWブカヨ・サカ(4.6回)、ニューカッスルのFWアラン・サン=マクシマン(4.1回)に続くリーグ3位。さらに守備に関する「90分あたりのタックル数」のスタッツでも、チェルシーのMFコナー・ギャラガー(4.2回)に次ぐリーグ2位の3.6回を記録している。

 短い時間のなかで懸命のアピールを続けている三笘。ロベルト・デ・ゼルビ監督の下でさらに出番を増やし、実際のゴール・アシスト数をどこまで増やしていけるのか注目だ。

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