京都戦の前半30分に京都DF麻田を翻弄

　川崎フロンターレは、10月12日に行われたJ1リーグ第25節の京都サンガF.C.戦で3-1と快勝を飾った。右サイドバック（SB）でフル出場したDF山根視来のプレーが、Jリーグ公式ツイッターで取り上げられている。

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　首位の横浜F・マリノスと勝ち点5差で京都戦を迎えたなか、川崎は前半9分にDF谷口彰悟が先制ゴールを奪うと、同22分にはMF橘田健人が追加点を挙げ、優勢にゲームを進める。

　さらに、川崎は後半16分にFWマルシーニョがチーム3点目を奪い、京都の反撃を1点に抑えて3-1で勝利。首位の横浜FMが最下位のジュビロ磐田に敗れたため、勝ち点2差に詰め寄った。

　そのなかで、Jリーグ公式ツイッターは「そこで裏街道!?　川崎フロンターレ 山根視来 選手の裏街道」と綴り、お笑いコンビ「ペナルティ」のワッキーさんが気になったプレーを選ぶ「ワッキーチョイス」の対象となった山根の前半30分のプレーにフォーカス。敵陣右サイド深くでパスを受けたFW小林悠からパスを受けた山根はダイレクトで京都DF麻田将吾の横を通す縦パスを出し、相手の背後側を回ってボールに追いついた。ターンして左足で上げようとしたクロスは相手GK上福元直人に阻止されたが、個人技でチャンスを作った。

　11月に開幕するカタール・ワールドカップ（W杯）の日本代表メンバー入りも目指す山根。連係はもちろん、自らのプレーでも打開できることをアピールしている。