PSGからのオファーを三度断ったベンゲル 「私の愛するクオリティーがある」とアーセナル愛を強調

19シーズン連続でCLに参戦する名将 母国PSGとの決戦を前に語る

 アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は、ロンドンの名門を率いて19シーズン連続でUEFAチャンピオンズリーグ(CL)に参戦する。13日のグループステージ初戦でフランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)と敵地で対戦するが、これまでオイルマネーの強豪からの監督就任オファーを三度も断ってきた名将は「自分が今いる場所を愛しているから」と語り、“ガナーズ愛”を強調している。英公共放送「BBC」が報じている。

「パリに来るのは楽しい。好きな街で、自分の母国。愛する国だからね。PSG戦は我々にとっていいテストになる。フランスの頂点にいるクラブだ」

 PSGとのアウェーマッチについてこう語ったベンゲル監督は、来月アーセナル監督に就任して20周年を迎える。そして、PSGから2011、13、14年と三度も監督就任のオファーが届いていたが、いずれも拒否していたという。

「常にアーセナルに対して忠実であろうとしたんだ。このクラブには私の愛するクオリティーが存在する。だから、断ったんだよ」

 移籍市場で積極的な補強に出ず、2003-04シーズン以来リーグタイトルから遠ざかっていることから、指揮官の退陣を求めるサポーターやメディアの声も存在するが、フランスの名将は“ガナーズ愛”を強調している。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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