マンCがCLのCSKAモスクワ戦に惜敗 苦悩の指揮官は「理解できない」とぼやき

ホームでCSKAモスクワに惜敗

 昨季のプレミア王者マンチェスター・シティは5日、UEFAチャンピオンズリーグ1次リーグ第4節の本拠地CSKAモスクワ戦で1-2と敗戦を喫した。
 前節は、敵地でCSKA相手に2-2のドローに終わった。マンCは1次リーグ突破に向け、勝利が義務づけられていた。
 3日のマンチェスターダービーを制した勢いを生かしたかったが、開始2分でいきなり出鼻をくじかれる。ペナルティーエリア付近のファウルで相手にセットプレーを与えてしまうと、相手のコートジボワール代表FWセイドゥ・ドゥンビアにヘディングでたたき込まれ、あっさり先制点を許してしまう。
 直後の前半8分、コートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレが美しい弧を描いたフリーキックを沈めて同点に追い付いた。だが、それもつかの間。前半34分、DFラインの背後を突かれ、再びドゥンビアに勝ち越し弾を与えてしまった。
 逆転を目指すマンCは、後半開始からフランス代表MFサミール・ナスリと、ブラジル代表MFフェルナンジーニョを同時投入した。しかし、そのフェルナンジーニョが悲劇を呼び込むこととなる。後半17分に警告を受けたブラジル代表MFは、8分後にも2枚目の警告を受け、出場時間わずか25分間での退場処分となった。
 後半29分にはアルゼンチン代表セルヒオ・アグエロが、相手MFポントス・バーンブルームに倒される。マンCの選手たちは、主審に2枚目のイエローをアピールしたが、受け入れられず。
 フラストレーションの募る試合展開に、トゥーレが感情のコントロールを失ってしまう。後半37分、相手MFロマン・エレメンコを突き飛ばして一発退場。フィールドプレーヤーが8人となってしまう。終了間際にアグエロがボックス内で倒されるもPKの判定は下されず、1-2で敗戦。喉から手が出るほどほしかった勝ち点3を手にすることはできなかった。
 マンCはこれで2分2敗の勝ち点2で、グループEの最下位に転落した。1次リーグ突破に黄色信号が灯った。
 マンCのペジェグリーニ監督は、ただただ悲嘆に暮れるばかりだった。
「なぜ、われわれはこんなにひどい試合をしてしまったのか理解できない。開始直後からかなり神経質になっていた。多くのパスを失い、2得点を明け渡した。正直、われわれはフットボールをしていなかった」
 今季のCLでの結果によっては、解任の可能性も出ている。プレミア王者に導いたチリ人の知将は、早くも更迭危機に立たされることとなった。チームも指揮官も崖っぷちの状態。次節はすでに1次リーグ突破を決めたドイツ強豪バイエルン・ミュンヘンをホーム迎えることとなった。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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