ベンゼマが欧州CL4戦連発! Rマドリードが4連勝で決勝Tへ

 

シュート27本の猛攻、リバプールを下す

 

 レアル・マドリードは4日、欧州チャンピオンズリーグ・グループステージ第4節でリバプールと対戦し、1-0と勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。

 本拠地サンティアゴ・ベルナベウで迎えた一戦。レアルはこの日もスペイン代表MFイスコが抜擢された4-4-2システム、リバプールは元イングランド代表MFスティーブン・ジェラード、元イタリア代表FWマリオ・バロテッリなどがベンチスタートと主力を温存した4-2-3-1システムで臨んだ。

 レアルは序盤から試合のペースを握るも、なかなかネットを揺らすことができない。前半4分、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスのボックス内からのシュートをベルギー代表GKシモン・ミニョレの好セーブに防がれる。前半9分にはフランス代表FWカリム・ベンゼマの落としを受けたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがフリーでシュートを打つも、再びミニョレが立ちはだかり得点に至らず。

 しかし前半27分、その均衡を破る。イスコのパスを受けたブラジル代表DFマルセロがグラウンダーのクロスを入れる。そのボールをベンゼマがスライディングシュートでゴールに突き刺し、先制点をあげた。ベンゼマはグループステージ第1節から4節までのすべての試合でゴールを決めるという、歴代で8人目となる偉業を成し遂げた。

 後半22分にはボックス内でベンゼマとのワンツーからロナウドがシュート、後半23分にはマルセロのクロスにベンゼマがボレーで合わせ、リバプールのゴールに迫る。後半25分にはマルセロのクロスから途中投入のウェールズ代表FWギャレス・ベイルが強烈なシュートを放つも、クロスバーに直撃し追加点とはならなかった。だが、最後までゲームを支配し、大会4連勝を収め、18シーズン連続のグループステージ突破を決めた。

 スタッツもリバプールがシュート数4本なのに対し、レアルは27本と圧倒し、レベルの違いを見せつけた。レアルはこれで公式戦12連勝と、他の追随を許さぬ好調ぶりをキープしている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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