ソシエダと名門マンUの“明暗” 久保らは歓喜の抱擁、ELの「幸せと悲しみ」に海外注目

マンU戦で活躍した久保建英の仕掛けのシーン【写真:Getty Images】
マンU戦で活躍した久保建英の仕掛けのシーン【写真:Getty Images】

ユナイテッドとのアウェー戦で1-0勝利、久保のPK誘発パスから決勝ゴール

 日本代表MF久保建英が所属するスペイン1部レアル・ソシエダは、現地時間9月8日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第1節で、イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドと対戦し、1-0で勝利した。試合終了時の“明暗”に、海外メディアが注目している。

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 前半はユナイテッドに押されたレアル・ソシエダだったが、両チームともにスコアレスのままでハーフタイムを迎えると後半11分、コーナーキック(CK)の流れから久保のパスを受けた元スペイン代表MFダビド・シルバがシュートを放ち、これが相手のハンドを誘発しペナルティーキック(PK)を獲得。このPKをスペイン代表MFブライス・メンデスが決めて、アウェーのレアル・ソシエダが先制した。その後ソシエダはこの1点を守り抜き、1-0で勝利。アウェーでの難敵とのゲームで、EL白星スタートを切ることに成功した。

 ポルトガル衛星放送局「SPORT TV」公式インスタグラムでは、試合終了直後の両チームの様子を公開。「幸せと悲しみ マンチェスター・ユナイテッドの敗戦に見る感情のコントラスト」と題し、意気消沈するユナイテッド側と、歓喜に包まれるレアル・ソシエダの対比映像をアップしている。

 レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督はベンチで喜びを露わにすると、PKを獲得したD・シルバやチャンスメイクした久保らと抱擁を交わし、明るいムードに。対してユナイテッドは、エリック・テン・ハフ監督が神妙な面持ちでピッチの審判団と握手をし、抗議していたポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスら選手を牽制。空を見つめる同代表FWクリスティアーノ・ロナウドの姿も映し出されていた。

 両チームが再びELで相まみえるのは11月だが、その際はどちらのクラブに歓喜の瞬間が訪れるのだろうか。

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