仙台の伊藤新監督、就任理由は「未来に向けた熱い気持ち」 ビジョンに共感「類似点が多かった」

仙台の新監督に就任した伊藤彰氏【※画像はスクリーンショットです】
仙台の新監督に就任した伊藤彰氏【※画像はスクリーンショットです】

9月6日に原崎監督に代わって就任が発表され、7日からチームへ合流

 J2のベガルタ仙台は9月7日、新たに就任した伊藤彰監督の就任会見を実施。リーグ戦残り8試合に向けて、「切り替えが早く、より攻撃的なチームを目指していきたい」と語った。

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 J1昇格を目指す仙台だが、直近4試合は4連敗と失速し、3位から4位へと後退。今後は6位・大分トリニータや2位・アルビレックス新潟との試合を残すなかで、9月6日に原崎政人監督との契約を解除。今年8月までJ1ジュビロ磐田を率いていた伊藤監督を新指揮官に迎え入れることになった。

 7日に就任会見を行った伊藤新監督によれば、「2日前に強化部からオファーがあった」という。直接会ってビジョンを確認するなかで、「ベガルタ仙台の未来に向けて、J1昇格に向けて、熱い気持ちに共感できたし、クラブが目指すサッカーと私が目指すサッカーの類似点が多かった」との理由で指揮官に就任する流れとなった。

 合流初日には、「選手、スタッフ、同じ方向を向いてJ1昇格を勝ち取るんだと共通認識として伝えた」と話す伊藤監督。残り8試合、しっかりと勝ち点を稼ぎ、J1昇格を勝ち獲ることを目標に掲げた。

「ベガルタ仙台はもともと力のあるチーム。今は、(4連敗と)勝ち星が自分たちのほうに転がり込んできていないだけ。自信を持ってアグレッシブに行くこと。次の試合(9月10日のアウェー大分戦)が大事になる。ボールを大切にしながら進んでいき、ポジショナルプレーで相手の嫌なところに入っていく。攻撃的に崩しができる状況ができればいいチームになる。切り替えが早くより攻撃的なチームを目指していきたい。磐田でやっていたサッカー、選手が違う。仙台は仙台のサッカーがある。そこをしっかりベースを作りながらやっていきたい。3バックだろうが、4バックだろうが関係ない。自分たちがやるべきことをやる」

 1年でのJ1昇格に向けて、伊藤監督の下で仙台が新たなスタートを切る。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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