アーセナル冨安の“スタメン回帰”「絶好の機会」 英代表の右SB先発に“終止符”と現地メディア提言

アーセナルDF冨安健洋【写真:Getty Images】
アーセナルDF冨安健洋【写真:Getty Images】

ユナイテッド戦で先発したDFホワイトの出来に疑問視、「冨安に頼るべき」と専門メディア指摘

 イングランド1部アーセナルは、9月4日に行われたプレミアリーグ第6節マンチェスター・ユナイテッド戦を1-3で落とし、リーグ開幕からの連勝が5でストップした。日本代表DF冨安健洋は5試合連続での途中出場となったなか、英メディアは堅実なプレーぶりを受け、スタメン回帰を提言している。

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 今季開幕から好調のアーセナルにおいて、冨安は昨季からのふくらはぎ負傷の影響により出遅れ、第2節のレスター・シティー戦以降、後半途中からの起用が続く。加入直後から右サイドバック(SB)のファーストチョイスだったが、現在はセンターバックからコンバートされたイングランド代表DFベン・ホワイトに定位置を譲っている状況だ。

 そんななか、アウェーで迎えたユナイテッド戦では、今季最多の3失点で初黒星。右SBとして評価を上げていたホワイトは不安定なプレーぶりに終始したことで、データ分析会社「オプタ」の数値を元にデータを展開する「Sofa Score」の総合マッチレーティングでは、チーム最低タイの6.3点(10点満点)となった。

 これを受けて、アーセナル専門メディア「READ ARSENAL」は「アルテタ、冨安健洋に頼るべき」との見出しで、冨安のスタメン回帰を提言。英メディア「Football.London」でも酷評されたホワイトの出来に触れながら、「アルテタにホワイトを右サイドバックのポジションから外し、よりその役割に適した選手、冨安健洋を代役に据えることを考えさせるものだと我々は見ている」と綴っている。

 ユナイテッド戦で冨安は、後半35分からホワイトに代わって10分程プレー。出場時間に差があるなかで、ホワイトに比べてデュエル勝利数、タックル数、インターセプト数で上回る数値をマークしたといい、記事では「アルテタが守備の強化を望むのであれば、今こそホワイトの右サイドバックとしての活動に終止符を打ち、代わりに元ボローニャの選手を起用する絶好の機会かもしれない」と、指摘された。

 プレミア初黒星を喫したアーセナルは、8日にUEFAヨーロッパリーグのFCチューリッヒ(スイス)戦、11日にプレミアリーグ第7節エバートン戦と連戦が控えるなか、今季、途中出場が続いている冨安がスタメン起用されるかに注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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