旗手怜央はピッチサイドでもファンを魅了 チャント連動の手拍子に反響「素晴らしい気分」

セルティックの日本代表MF旗手怜央【写真:Getty Images】
セルティックの日本代表MF旗手怜央【写真:Getty Images】

同僚ジョタとともにファンのチャントに合わせて手拍子

 スコットランド1部セルティックは、現地時間8月31日に行われたリーグカップ2回戦ロス・カウンティ戦に4-1と勝利し、3回戦進出を決めた。日本代表FW前田大然が先発出場して1得点を挙げて評価を高めた一方、ベンチ入りしたものの出場機会のなかった日本代表MF旗手怜央も人気を高めている。

 ロス・カウンティに快勝した一戦で、旗手は出場に備えてポルトガル人FWジョタとともに、コーナーフラッグ付近でウォームアップをしていた。セルティックがリードを広げるなかで、旗手は自身の出場がないことを悟ったのか、アップを止めて、ジョタとともにセルティックのサポーターのチャントに合わせて手を叩く姿が撮影され、SNSで拡散されて話題になっている。

 旗手とジョタは、歌に合わせて手を叩き、リズムに合わせて頭を振っていた。チャントのペースが上がると、それに合わせて2人の動きも早くなっている。

 このチャントの歌詞は、「ある土曜日、試合を見るためにガローゲートの近くを歩いている時、1人の男が近づいて来て『今日は、どこのチームが試合をするんだ?』と聞いてきたんだ。僕はこう答えた。『一緒に来るといいよ! 世界的にも有名な歴史を持つチームの試合を見ることができるからね。彼らの名前はセルティックで、僕はホームもアウェーも、彼らの勝利を見るために追いかけているんだ』」というものであり、昨年10月あたりから、ファンの間で歌われるようになった新しいチャントだという。

 インスタグラム内では、5000を超える「いいね」が集まり、コメントには「これを見たおかげで今日という1日を、素晴らしい気分で過ごせる」「こういうのを見るの大好き」「どれほど素晴らしい選手たちが、私たちのファンタスティックな集団を構成しているかが分かる」など、多くの好意的なメッセージが寄せられている。

 この日は出場機会のなかった旗手とジョタだが、9月3日のリーグ第6節レンジャーズとの大一番では、プレーでファンを沸かせてくれるはずだ。

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