チャールトンとのフレンドリーマッチに先発、圧巻の一撃で決勝ゴールマーク

　イングランド1部ウェストハム女子チームのなでしこジャパン（日本女子代表）MF長谷川唯が、8月14日に行われたチャールトン・アスレティック女子とのフレンドリーマッチに先発出場。後半に華麗な決勝フリーキック（FK）弾を叩き込み、海外ファンから「なんて選手だ」「素晴らしい」「日本の宝」といった賛辞が上がっている。

　長谷川は、昨年8月にイタリア1部ACミランの女子チームからウェストハムに移籍。加入1年目の昨季はリーグ戦17試合2ゴール2アシストを記録し、イングランドでの2シーズン目に向け現在は調整に励む。9月にFA女子スーパーリーグが開幕するなか、14日に行われたチャールトンとのフレンドリーマッチで殊勲の活躍を見せた。

　スタメンを飾ったこの試合で、ウェストハムは1-1で迎えた後半39分、ゴールまで約20メートル付近でFKを獲得。キッカーを務めた長谷川は右足を一閃すると、相手の壁を越えたシュートは弧を描きながらゴール左隅へ。GKも見送るしかない圧巻の一撃が決勝ゴールとなり、2-1勝利に貢献した。

　クラブの公式ツイッターでは、このゴールシーンが公開され、海外ファンからは「マジック」「なんて選手だ、信じられないほどの才能」「マジシャンだ」「素晴らしい」「日本の宝」といった賛辞が続々。長谷川は、先日行われたビラリキー・タウンとのプレシーズンマッチでも、“マルセイユルーレット”から得点を奪う個人技弾を披露しており、シーズン前からその技術の高さを存分に見せつけている。