レアルDFアラバの超絶パーフェクトFK弾、アンチェロッティ監督も驚き? 「蹴るのはカリムかトニだった」

レアルのオーストリア代表MFダビド・アラバ【写真:Getty Images】
レアルのオーストリア代表MFダビド・アラバ【写真:Getty Images】

アルメリア戦のアラバ決勝FK弾、アンチェロッティ監督が裏話を告白

 スペイン強豪のレアル・マドリードは現地時間8月14日、ラ・リーガ開幕戦でアルメリアと対戦し、2-1の勝利を飾った。この試合で途中出場のファーストタッチで、逆転の直接フリーキック(FK)を決めたオーストリア代表DFダビド・アラバのゴール裏話をスペインメディアが紹介している。

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 開幕戦は予想を翻し、前半6分に昇格組のアルメリアが先制。1点ビハインドのなか、レアルは猛攻を仕掛けるも、相手GKフェルナンド・マルティネス・ルビオの好セーブもあり、なかなか得点に持ち込めない。

 そんななかで後半16分、ゴール前のルーズボールに反応したMFルーカス・バスケスが押し込んで同点に追いつく。これで勢いづくと、再度大きなチャンスが訪れたのは同30分だった。

 ペナルティーエリアやや右手前でクロアチア代表MFルカ・モドリッチが倒されFKを獲得。DFフェルランド・メンディとの交代の準備をしていたアラバは、プレーが切れたタイミングでピッチに入ると、一直線にボールの置かれた位置へ向かう。すぐさまキッカーを務め、左足で放ったボールは右ポストに当たりゴールイン。途中出場後ファーストタッチでの見事なFKで、レアルは逆転に成功した。

 スペイン紙「AS」によるとカルロ・アンチェロッティ監督は試合後の記者会見で「フリーキックを蹴るはずだったのはカリム(・ベンゼマ)かトニ(・クロース)だった」と明かしたという。同監督はさらに、その時の様子をこう語っている。

「アラバはうまくシュートを打った。ダビデ(アンチェロッティ監督の息子/アシスタントコーチ)は私に、『アラバに任せろ』と言った。カリムやトニにシュートを打つなというのは、簡単なことではなかったよ。そんななかで、彼はよくシュートを決めた」

 アラバのパーフェクトなFK弾により、レアルは開幕白星スタート。その裏側には、アンチェロッティ監督と息子による“駆け引き”があったようだ。

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