現役最後のシーズンに挑むトッティ オフィシャルサイトで決意表明とサポーターへの想いを綴る

ローマの王子は「40歳のシーズンを特別なものにする」と意気込む

 ローマの“永遠の王子”ことフランチェスコ・トッティが、現役最後となる見込みの今シーズン開幕にあたり、自身のオフィシャルサイトにてメッセージを掲載し、「40歳のシーズンを特別なものにする」と決意表明をした。

 9月27日に40歳の誕生日を迎えるトッティは、選手としては今シーズンを最後とし、その後はローマの幹部入りが濃厚とされる。1993年3月に16歳でデビューして以来、「自分にはレアルへ移籍するチャンスもあった」と語りつつも、ローマ一筋の現役生活を続けてきた。イタリア代表としても2006年ドイツ・ワールドカップ優勝の原動力となった名手は、ローマサポーターへの感謝と決意を綴っている。

「もちろん、僕はいつもどおりの決意と意欲を持って、この25年目のシーズンを戦っていく。そして、僕は愛するこのチームとサポーターを満足させるために、自分にできる最大限のものを与えることを誓う。ローマのユニフォームに身を包んで迎える25年目のシーズンは、僕にとって人生のとても重要な仕上げの1年だ」

 今季限りでの現役引退を示唆しつつ、それでもプレーに対する意欲が衰えていないことを表明している。今季はまだ出場機会が与えられておらず、UEFAチャンピオンズリーグはプレーオフでポルトに敗戦。昨季終盤戦の7試合にスーパーサブとして出場して4ゴールを決めたように、勝負どころを見極めてゴールする能力はいまだ健在だ。

 

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