1アシストの清武は後半17分に交代 「自分自身がふがいなかった」と悔しさを露わに

先制点を演出も、清武は「もっとできた」と肩を落とす

 ロシア・ワールドカップ最終予選の大事なホーム初戦(9月1日)で、日本代表はUAEに1-2の逆転負けを喫した。今夏、リーガ・エスパニョーラの強豪セビージャに移籍し、スタメンに定着したMF清武弘嗣は、前半早々から存在感を発揮する。

 前半11分、攻撃参加した酒井宏樹が倒されて得た右サイドのFKのチャンスを得ると、キッカーを務めたのは清武。ファーサイドに正確なボールを送り込むと、FW本田圭佑が頭で合わせて先制した。

 しかし同20分、UAEのFWハリルに豪快な直接FKを叩き込まれると日本のリズムが崩れ始める。そして後半7分、エリア内左サイドで相手を3人がかりで囲んだ際に、大島が足を引っ掛けて相手を倒し、主審がPKの笛を吹く。同8分、ハリルにゴール正面にふわりと浮かすシュートを決められ、1-2と逆転を許した。

 結局、清武は同17分にFW宇佐美貴史と交代。敗戦の瞬間をベンチで見届けると、「自分自身がふがいなかったですし、もっとできた」と悔しさを隠せなかった。

「両チームとも、今日はセットプレーでしか入らなかった。少し不運があって残念だと思う。ファーサイドが空くという分析だったので、そこは狙い通りだったけど、負けてしまったので修正するところはたくさんあります」

 

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