冨安健洋の状態は「懸念材料」 アーセナル、右SB補強の可能性を地元紙指摘「トミヤスとセドリックではかなりの落差」

アーセナルの日本代表DF冨安健洋【写真:Getty Images】
アーセナルの日本代表DF冨安健洋【写真:Getty Images】

冨安は負傷でプレシーズンのテストマッチも不出場

 アーセナルは今夏も積極的な補強を展開しているが、それでも不安を残すポジションが右サイドバックのようだ。英紙「エクスプレス」は日本代表DF冨安健洋の状態が思わしくないこともあり、「アーセナルは再び移籍市場に戻ることにあるかもしれない」と補強の必要性を指摘している。

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 アーセナルでは以前から強化ポイントと言われていた右サイドバック。昨夏、ボローニャから獲得した冨安はすぐにレギュラーに定着し、抜群の守備力で最終ラインに安定感をもたらした。

 しかし、昨年末から度重なるふくらはぎの負傷に悩まされ、後半戦の大半を欠場。日本代表不在の間は、ポルトガル代表DFセドリック・ソアレスやセンターバックからイングランド代表DFベン・ホワイトをコンバートして乗り切っていた。

 エクスプレス紙は「冨安のフィットネスは、アーセナルのボスであるミケル・アルテタにとって懸念材料であり、新しい右サイドバックを獲得する必要に迫られるかもしれない」とレポート。今夏の移籍市場でブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスを筆頭に積極的な補強を展開しているなかで、冨安の代役候補の獲得も必要なのではと指摘している。

 新シーズンに向けたプレシーズンがすでに始まっているが、ここまで冨安は一度もテストマッチに出場していない。アルテタ監督は先週、冨安が怪我を抱えていることを明かしていた。左サイドバックにはマンチェスター・シティからウクライナ代表MFオレクサンドル・ジンチェンコの加入が間近で選手層に厚みが加わるが、その一方で右サイドは「冨安とセドリックではかなりの落差がある」との指摘もあり、こうした不安を解消できるレベルの右サイドバックが求められているようだ。

 ベティスへの期限付き移籍を終えて復帰した元スペイン代表DFエクトル・ベジェリンも今夏に再び移籍するとの噂は絶えない。アーセナルは開幕までに冨安と同等レベルのサイドバックを迎え入れることはできるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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