「いずれ災害が発生する」 老朽化スタンドに亀裂、上下に振動の衝撃…ボカ・ジュニアーズ本拠地に海外震撼

ボカ・ジュニアーズの本拠地ラ・ボンボネーラ【写真:Getty Images】
ボカ・ジュニアーズの本拠地ラ・ボンボネーラ【写真:Getty Images】

本拠地「ラ・ボンボネーラ」のスタジアム上層の床に亀裂

 アルゼンチン1部ボカ・ジュニアーズの本拠スタジアムが老朽化し、スタンドに亀裂が入った映像が話題に。海外メディアは「災害が起こるのを待つばかりだ」と驚きを持って報じている。

 ボカ・ジュニアーズの本拠地「ラ・ボンボネーラ」はサッカー専用スタジアムとして1940年に建設され後、96年に改修が行われたが、現在は安全とは言い切れない状態になっているようだ。英メディア「スポーツ・バイブル」は、SNS上で出回った1本の動画に注目している。

 その映像は、今月初めに行われたリベルタドーレスカップ・ボカ・ジュニアーズ対コリンチャンス(ブラジル)の試合中に撮影されたもの。スタジアム上層の床にははっきりと亀裂が生じており、スタンドにいるファンが跳ねた重みで動いているのが確認できる。

 記事では「ボカ・ジュニアーズの象徴である『ラ・ボンボネーラ』スタジアムの老朽化した状態を映した衝撃的な映像に、サッカーファンが唖然とするばかりだ」と綴られ、SNS上にあがったファンの声も紹介。「大惨事が起こるのを待っているようだ」「いずれ災害が発生する可能性がある」「鉄筋の強度はどれくらいなのだろう」と安全を心配する声が多数寄せられているという。

 この亀裂がどの程度の災害を及ぼし得るものなのかは定かではないが、いずれにせよ、早急に何らかの対処を施す必要はありそうだ。

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