悲壮なマンU愛か欧州外移籍か… パワハラに耐えるシュバイニーの気丈なメッセージが話題に

ロッカールームはなく、試合はスタンド観戦

 ジョゼ・モウリーニョ新監督から冷遇が続くマンチェスター・ユナイテッドの元ドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガーが、自身のツイッターで「ユナイテッドは僕にとって欧州での最後のクラブだ」と宣言。悲壮な“ユナイテッド愛”を表明するとともに、MLS(アメリカ)などへの移籍を示唆している。

 シュバインシュタイガーは昨夏に下部組織から過ごしてきたバイエルンを離れ、ユナイテッドに移籍した。しかし、恩師ルイス・ファン・ハール前監督の退任によってその立場は悪化。モウリーニョ監督の下では戦力外となり、リザーブチーム行きを命じられた。

 モウリーニョ監督は本人との個人面談で「ロッカールームを片付けるんだ」と非情通告をされ、トップチームで練習できないという事態に、国際プロサッカー選手会(FIFpro)の弁護士が「これは明確なイジメだ。スロベニアでは我々はモウリーニョを告訴し、最高で懲役3年を求刑できることになる」とパワハラ認定しようとする構えもあった。

 しかし、当のモウリーニョ監督は「監督の決定だ。以上」と全く取り合う気もなく、開幕したプレミアでは新加入のMFポール・ポグバ、ベルギー代表MFマルアン・フェライニらが機能。ベンチにはドルトムントから加入のアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンが控えるなど、シュバイニーはスタンド観戦という非常に厳しい境遇に置かれている。

 

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