「理解に苦しむミスもあった」 最下位・神戸の苦境変わらず…“スター軍団”は浮上のきっかけを掴めるのか

最下位に沈む神戸【写真:Getty Images】
最下位に沈む神戸【写真:Getty Images】

後半終了間際に決勝ゴール献上、ホーム浦和戦を0-1で落とす

 ヴィッセル神戸のミゲル・アンヘル・ロティーナ監督は、後半終了間際に決勝ゴールを許して0-1の敗戦を喫した6月26日の浦和レッズ戦を受けて、「悪い流れ、難しい状況に、彼らも人間なので影響を受けてしまうことはある」と苦しいチーム状況を語った。

【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから

 神戸は前線にFW大迫勇也を配置し、MFアンドレス・イニエスタ、MF武藤嘉紀、浦和と古巣対決になるMF汰木康也が2列目に並んだ。前半は浦和のミスをついた鋭い攻撃もあったが、後半に入ると自陣でのプレーがほとんどになってしまった。それでも引き分けに持ち込めようかという後半45分、浦和のMFダヴィド・モーベルグに直接フリーキックを決められて万事休した。

 ロティーナ監督は試合について「良い試合をできたとは言えない。ゲームに関しては局面で自分たちが優位に立った場面はあったが、基本的には相手がゲームのコントロールを握った。前半のいくつか以外、ほとんどチャンスは作れなかった」と振り返っている。

 今季、神戸は開幕からのリーグ9試合未勝利を受け監督交代を決断。ロティーナ監督は4月10日のセレッソ大阪戦(0-1)から指揮を執るが、前述のような前線のタレントに加えて中盤にもMF山口蛍、MF橋本拳人といった日本代表での出場経験を重ねた選手たちがいるスター軍団は最下位に沈んでいる。そして、悪い状況がさらに苦境を呼ぶとでもいうべきチームの難しい精神状態について話した。

「守備に関しては理解に苦しむミスもあった。この状況から来る焦りだと思うが、立て続けのファウルから最後に相手がそれを生かしてゴールをしてしまった。こういった状況でミスを犯さないことは重要だと思う。良いサッカーをしてれば勝つチャンスは上がるが、良いサッカーができていない時ほどミスをしないことに執着する必要があると思う。こういう難しい状況では、選手はそれに引っ張られて本来持っているレベルが出せないことがある。悪い流れ、難しい状況に、彼らも人間なので影響を受けてしまうことはある」

 東京ヴェルディやセレッソ大阪では非常に整ったチームを作る指揮官であることを見せてきたロティーナ監督だが、神戸はシーズン後半戦でまずはJ1残留争いから抜けるところまでいかなければいけない。18試合を終えての勝ち点11は16位ガンバ大阪、17位清水エスパルスと勝ち点6差がついている。残り試合数との戦いにもなってきかねないなかで、指揮官がどうチームを精神的に立て直すことができるのかが焦点になりそうだ。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング