アーセナルで賭博スキャンダル疑惑 4100万円の高額配当…不可解なイエローカードが問題視

アーセナルのスイス代表MFグラニト・ジャカスイス代表MFグラニト・ジャカ【写真:Getty Images】
アーセナルのスイス代表MFグラニト・ジャカスイス代表MFグラニト・ジャカ【写真:Getty Images】

スイス代表MFグラニト・ジャカが受けたイエローカードで疑念

 日本代表DF冨安健洋が所属するイングランド1部アーセナルで賭博疑惑が浮上している。英紙「デイリー・メール」によると、2021-22シーズンのプレミアリーグ第18節リーズ・ユナイテッド戦(4-1/2021年12月18日)でスイス代表MFグラニト・ジャカが受けた不可解なイエローカードが問題視されているという。

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 アーセナルはこの試合で前半のうちに3点をリードするなど優勢に試合を進め、 後半39分までに4-1として勝利を大きく手繰り寄せていた。そのなかで同41分にジャカが自陣でのフリーキック(FK)の場面で警告を受けた。ジャカは大きくリードしている状況でFKをなかなか蹴ろうとせず、約20秒も時間を使って遅延行為とみなされた。

 記事によれば、英国のベッティングサイトで「最後の10分間でジャカが警告を受ける」という賭けに約25万ポンド(約4100万円)もの高額配当が出たことから、ジャカのプレーが賭博に関わっているとの疑惑が浮上した。

 ベッティングサイト側からイングランドサッカー協会(FA)への報告が入ったという。情報複数の関係者は、イエローカードに対するこの賭けに賭けられる金額を大きく超えたものだと不審な点を指摘している。また、この賭けに関するオッズが、キックオフ前と比較して試合のラスト10分で急激に高くなっていたことからより疑念は深まっているという。

 すでにFAは6か月にわたってこの件を調査しており、英国の国家犯罪対策庁による捜査も始まっている。重大な賭博スキャンダルに発展する可能性があるようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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