森保ジャパン、カタールW杯「本大会メンバー予想」 “MF枠”が最多11人…サプライズ候補の8人は?

パラグアイ戦に出場したDF中山雄太【写真:高橋 学】
パラグアイ戦に出場したDF中山雄太【写真:高橋 学】

サプライズ候補の中山は、W杯メンバー入りも十分可能

<DF/8人>

▼W杯予想メンバー
酒井宏樹(浦和レッズ)
山根視来(川崎フロンターレ)
冨安健洋(アーセナル)
板倉 滉(シャルケ)
吉田麻也(サンプドリア)
谷口彰悟(川崎フロンターレ)
長友佑都(FC東京)
伊藤洋輝(シュツットガルト)

▼サプライズ候補
中山雄太(ズウォレ)
菅原由勢(AZ)

 26人ということで、DF枠を9人にするかどうかかなり迷った。おそらくDFに9人目を加えるのか、MFかFWの枠を増やすかはメンバー選びで最も難しいポイントの1つだ。はっきりしているのは、6月にメンバー外だった選手のうち、酒井はコンディションさえ良ければ右サイドバックの主力として加わるということだ。

 山根も長友も本当の意味でのポジション奪取はかなり難しいが、長友の場合はもともと左サイドバックが本職なので、両睨みで重宝される。その意味で山根はさらに存在価値を証明していく必要がある。攻撃センスや過密日程でフル出場しても潰れないスタミナの持ち主であるのは心強い。ただし、そんな山根とてどこかで限界は来る。良いコンディションで本大会を迎えてもらいたい。

 センターバックはキャプテンの吉田がチュニジア戦で立て続けにミスをして、0-3敗戦を招いてしまった。昨シーズンの終盤、サンプドリアで出番を減らしたことも影響している可能性もある。このままサンプドリアを退団した場合、「なるべく高いレベルに身を置きたい」と希望を語っているが、試合に出るということも大事になってくる。その一方で、板倉は試合ごとに評価を上げている。

 左サイドバックでは初招集だった伊藤が猛アピール。ミスもあったが、サイズのスケール感があり、攻守にわたる積極的なプレーを見せた。中山は6月シリーズの終わりにコンディションを崩してチュニジア戦の出番を逃した。ただ、伊藤との競争を含めて、まだまだチャンスはある。便宜上、サプライズ候補に入れたが、十分にW杯メンバー入りは可能だ。菅原は怪我でチャンスをフイにしてしまった形だ。自チームでしっかりと能力を示して9月のチャンスを待ちたい。

河治良幸

かわじ・よしゆき/東京都出身。「エル・ゴラッソ」創刊に携わり、日本代表を担当。著書は「サッカーの見方が180度変わる データ進化論」(ソル・メディア)など。NHK「ミラクルボディー」の「スペイン代表 世界最強の“天才脳”」を監修。タグマのウェブマガジン「サッカーの羅針盤」を運営。国内外で取材を続けながら、プレー分析を軸にサッカーの潮流を見守る。

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