PSG監督に“退任説”浮上、元セレソン英雄が名将モウリーニョ推薦 「手堅い選択肢に思える」
ポチェッティーノ監督に退任報道、リバウド氏が後任候補に言及
フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)は、近日中にマウリシオ・ポチェッティーノ監督が退任すると報じられている。後任候補には、ニースのクリストフ・ガルティエ監督の名前が挙がっているなか、元ブラジル代表の“英雄”FWリバウド氏は、英ブックメーカー「Betfair」のコラムで、別の監督を後任に推している。
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2021-22シーズン、圧倒的な強さでリーグ・アンを制したPSGだったが、新銀河系軍団を最も苦しめたのが、ニースだろう。2度のリーグ戦と国内カップ戦でPSGと対戦したなか、3試合ともPSGに得点を許さずにシーズンを終えたのだ。
そんなニースを率いていたのは、2020-21シーズンにリールをリーグ優勝に導いたガルティエ監督だった。フランス国内での実績を考えればふさわしい人物と言えるだろう。だが、そもそもポチェッティーノ監督を退任させる要因となったのは、優勝を目指していたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の決勝ラウンド1回戦で敗退したからと言われている。そのため、リバウド氏は別の人物を推薦した。
「私はジョゼ・モウリーニョ監督が手堅い選択肢のように思える。才能溢れる選手たちを指導してきた経験を有しているからね。彼は2つのクラブでCL優勝者となっているし、プレッシャーのかかる瞬間に、どう対応すればいいか分かっている。
ローマでもヨーロッパカンファレンスリーグのタイトルを獲得したばかりだ。彼は、ローマで幸せのようだから、PSGにとって彼を獲得するのは簡単ではないかもしれない。間違いなく、獲得する選手や売却する選手についても管理する権利を要求するだろうしね。その次にベストな選択肢は、ジネディーヌ・ジダンだ。彼もCLを3度優勝している」
ローマは、かつてマンチェスター・ユナイテッドでモウリーニョ監督と仕事をしていたセルビア代表MFネマニャ・マティッチを獲得しており、ポルトガル人監督の望むチーム作りが行われている。モウリーニョ監督自身もローマ残留を明言していたなか、PSGが獲得に動くことになるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)