心臓発作から復帰のエリクセンにマンUや古巣トッテナムが関心と英紙報道 「新しい挑戦に出る」

ブレントフォード所属のデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン【写真:ロイター】
ブレントフォード所属のデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン【写真:ロイター】

エリクセンは今冬のカタールW杯出場を目指す

 イングランド1部ブレントフォードに所属するデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンは、2022-23シーズンの開幕を前に移籍を決断したようだ。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。

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 エリクセンは2021年夏に行われた欧州選手権(EURO)初戦のフィンランド戦の前半途中に心停止を起こしてピッチに倒れた。メディカルスタッフによる心肺蘇生で一命を取りとめたが、手術で植え込み型除細動器(ICD)を装着することになる。イタリア1部セリエAではICDを付けてのプレーが認められていなかったため、エリクセンは当時在籍していたインテルを退団し、イングランド1部ブレントフォードに加入。主力として活躍を見せ、公式戦11試合に出場して1得点4アシストの記録を残した。

 エリクセンは、デンマーク代表の一員として、今冬に開催されるカタール・ワールドカップ(W杯)への出場を目指す意向を語っている。W杯イヤーとなる重要なシーズンの開幕を前に、所属クラブを変える決断を下したようだ。

 トップレベルでプレーができることを示したエリクセンについては、古巣であるトッテナムやアヤックスからヘンク・テン・ハフ監督を招聘したマンチェスター・ユナイテッドといった強豪が獲得に関心を示している。記事では、「クリスティアン・エリクセンは、ブレントフォードにさよならと手を振り、新しい挑戦に出るようだ。心臓発作から奇跡的な復帰を見せたデンマーク代表MFは、インテルを離れた後、ブレントフォードと6か月の契約しか結んでいない」と、報じている。

 ブレントフォードもクラブ最高額の選手になるオファーを送る見込みだが、デンマーク代表MFは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)やUEFAヨーロッパリーグ(EL)といった欧州の大会に出場する道を探っているという。記事では、「エリクセンはロンドンに残ることを強く希望しているため、トッテナムが大きなアドバンテージを握っている」と古巣復帰の可能性が高いと報じているが、エリクセンは自身のキャリアをどのクラブで続けることになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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