J2琉球、新監督にスペイン人のフェルナンデス氏就任を発表 「心から感謝」「バモス!琉球!」

琉球の監督にナチョ・フェルナンデス監督が就任(写真はアトレティコB監督時代のもの)【写真:Getty Images】
琉球の監督にナチョ・フェルナンデス監督が就任(写真はアトレティコB監督時代のもの)【写真:Getty Images】

クラブが公式発表

 J2のFC琉球は6月12日、新監督としてナチョ・フェルナンデス氏が就任することを発表した。フェルナンデス氏は「私の仕事でこのクラブが在るべき場所に辿り着くようにする事を約束します」とコメントをしている。

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 琉球は6月8日に喜名哲裕監督の契約解除を発表しており、倉貫一毅ヘッドコーチが監督を務め、暫定的に指揮を執っていた。今季はリーグ下位に低迷していたなか、フェルナンデス氏の監督就任となった。フェルナンデス氏は、スペイン1部のヘタフェやバレンシアでヘッドコーチを務めた経験を持つスペイン人監督だ。

 フェルナンデス氏のコメントは以下のとおり。

「はじめまして。FC琉球の新監督に就任するホセ・イグナシオ・フェルナンデス(ナチョ)です。まずFC琉球の社長である倉林様、強化部の皆様、私にこの機会を与えてくれた事、名誉ある日本の偉大なチームで私を信頼し指揮を任せてくれた事、全員がひとつとなり現在の困難な状況から抜け出す為にと仕事を託してくれた事に心から感謝いたします。FC琉球を愛するファミリーの皆様にもごあいさつし、これからエキサイティングな挑戦に立ち向かい、私の仕事でこのクラブが在るべき場所に辿り着くようにする事を約束します。

 ホームスタジアムであるタピック県総ひやごんスタジアムを今以上の熱い気持ちでよりホームにし、ここにやってくるライバルチームが勝点を奪うことが難しい場所となるようにしなければいけません。この場をお借りしてFC琉球を愛する皆様にお願いしたい事は、困難なこの瞬間に全員が一つになり立ち向かい、選手達を支え、励まし、応援し、選手達自身が皆さんのサポートを大きく感じることができるようにして頂きたいです。そうなれば私たちが定めた目的を達成することができるはずだからです。

 私は奇跡は約束できません。しかし私がハードワークする事、皆様の団結があればどんな時でも粘り強く、たゆまぬものになることを保証します。私たちは日々全力でハードワークし、チームの最大限の力を発揮できるように努めます。私たちは定義されたシステムを持ちません。アイデアがそこにあれば、システムは素晴らしい選手達が創り出します。日々ハードワークする事、そしてチームとして大胆に戦う事を、私はここに誓います。バモス! 琉球!」

(FOOTBALL ZONE編集部)



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