【独占インタビュー#3】今季マジョルカでプレーした21歳久保を語る

　スペイン1部レアル・マドリードに所属するブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが「FOOTBALL ZONE」の単独インタビューに応じ今季、保有元のレアルからマジョルカへレンタル移籍した日本代表MF久保建英との将来的な共闘を願った。（取材・文＝河合 拓／全3回の3回目）

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　2021-22シーズンのスペイン1部リーグで、久保は28試合に出場し、1得点1アシストを記録。2シーズン前は果たせなかったクラブの1部残留に貢献している。しかし、来シーズンの所属先は、不透明のままだ。

　そんななか、ブラジル代表の一員として6月6日に日本代表との国際親善試合（1-0）を戦ったヴィニシウスは、久保との将来的な共演について言及。将来的にレアルで日本人アタッカーとコンビを組みたい考えがあるようだ。

　今夏のレアル入りが噂されたフランス代表FWキリアン・ムバッペが、フランス1部パリ・サンジェルマン（PSG）へ残留したことについて、ヴィニシウスは「レアル・マドリードには素晴らしい選手が揃っています。ムバッペがレアルに来なかったことについては、特別に思うことは何もありませんでした」とコメントした一方、21歳で同い年の久保についてはこう語っている。

「もちろん、クボは素晴らしい選手だというのは、一緒にプレーして分かっています。僕も彼も若く、スペインという新しい環境に適応する努力をしている最中という点では、同じだと思っています。いつかクボもレアルに帰ってきて、一緒に仕事ができたらなと願っています」

　2019-20シーズンのプレシーズンでは、レアルでヴィニシウスらとプレーしていた久保。同シーズンはマジョルカへレンタル移籍されることとなったが、通算14度目の欧州制覇を果たしたレアルへ戻り、ヴィニシウスとプレーする姿は果たして見られるだろうか。