森保J、最高点の1選手&「消えていた」「孤立」の“落第点”2選手は? 英記者がブラジル戦スタメン11人を採点

ブラジル戦スタメン11人を英記者が採点【写真:(C)JFA】
ブラジル戦スタメン11人を英記者が採点【写真:(C)JFA】

【識者の目】権田を中心に守備陣が奮闘、板倉は「またしても堅実な夜」

 日本代表は6月6日に国立競技場でブラジルと対戦し、0-1で敗れた。かつてアジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ(W杯)を6大会連続で取材した英国人記者のマイケル・チャーチ氏が日本のスタメン11人を採点。前線で脅威を与えられなかった攻撃陣に落第点を与え、「三笘にポジションを明け渡す時」と突きつけている。

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キリンチャレンジカップ・ブラジル戦の日本代表スタメン11人の採点(10点満点)

【GK】
■権田修一(清水エスパルス) 7点
代表キャリア最高のパフォーマンス。ネイマールのシュートを阻むなど、困難の試合で自己ベストを引き出した。PKは為す術なし。

【DF】
■中山雄太(ズヴォレ) 6点
ラフィーニャとのマッチアップは困難なタスクだった。序盤は進攻を許したが、多くの間で沈黙させた。奮闘。

■吉田麻也(サンプドリア) 6点
最終予選とは比べものにならないほど、脅威に晒された。だが、最終ラインをまとめ続け、危機的な状況を救うプレーも。

■板倉 滉(シャルケ) 6点
またしても堅実な夜。後半にネイマールの絶好機を食い止めたプレーはハイライト。

■長友佑都(FC東京) 5点
珍しい右サイドでの起用となったが、守備の任務はこなしたが、敵陣での存在感は希薄。

マイケル・チャーチ

アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。

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