U-21日本代表、サウジとスコアレスドロー 藤尾が後半一発退場…グループ1勝1分に

U-21日本代表はサウジアラビアに引き分け(写真はイメージです)【写真:高橋 学】
U-21日本代表はサウジアラビアに引き分け(写真はイメージです)【写真:高橋 学】

グループ第2戦でサウジアラビアと対戦、チャンス活かせず0-0で終了

 U-21日本代表は6月6日、ウズベキスタンで開催中のU-23アジアカップ第2戦でサウジアラビアと対戦。退場者を出す試合展開のなかで、スコアレスドローに終わった。

 2-1で勝利した3日のウズベキスタン戦から先発3人を入れ替えて臨んだ日本はFW鈴木唯人にボールを集め、そこから攻撃を展開してチャンスを作り出す。前半15分には鈴木唯、DF半田陸のコンビで右サイドを崩し、FW藤尾翔太がシュートを放ってサウジアラビアゴールを脅かしていく。

 同36分には左サイドのMF斉藤光毅がカットインから強烈なミドルシュートを狙う。得意の形からのシュートだったが、ここはGKの好セーブに防がれた。

 前半、日本はシュートを6本放ち、内2本が枠を捉えた。一方でサウジアラビアからのシュートは1本に抑え、やや優勢でハーフタイムを迎えた。

 しかし、後半に入ってもA代表経験者を多く擁するサウジの守備網を崩し切ることはできず。後半30分過ぎには競り合いの中で藤尾の手が相手選手の顔面にヒット。オンフィールド・レビューの結果、藤尾は一発退場となった。

 10人となった最後まで日本は得点を奪うことができず、試合は0-0でタイムアップを迎えた。これでグループステージ1勝1分となった日本。決勝トーナメント進出を懸け、9日にタジキスタンと対戦する。

page1 page2 page3

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング