無得点の前田大然、”猛プレス守備”でSNSトレンド入り 途中出場でも存在感「惜しいシーン多かった」「目立ってた」

後半開始から途中出場したFW前田大然【写真:高橋 学】
後半開始から途中出場したFW前田大然【写真:高橋 学】

後半途中出場の前田が好守備で田中のミドル弾の起点に

 日本は6月2日、カタール・ワールドカップ(W杯)前の強化試合として、キリンチャレンジカップ2022でパラグアイ(札幌ドーム)と対戦し、4-1で勝利を収めた。この試合で後半開始から途中出場したFW前田大然がSNS上でトレンド入りし、話題を呼んでいる。

 日本は同36分にFW浅野拓磨のゴールで先制、6分後にMF鎌田大地がヘディングで2点目を挙げリードして前半を終えると、後半14分にパラグアイに1点を返されたが、1分後に三笘が絶妙なファーストタッチからループ弾を決め3点目。さらに同40分にMF田中碧のミドルで1点を追加し、4-1で日本が4連戦の初戦で幸先良いスタートを切った。

 後半からFW浅野拓磨に代わって出場した前田は定評のある守備での貢献、裏への飛び出しが魅力で、この試合でも再三チャンスを演出している。4点目となった田中のミドル弾は、ペナルティーエリアへの前田の抜け出しの動き、直後に取り返す守備が起点だった。

 そんな前田だが、A代表での初ゴールは遠かった。後半37分に鎌田の脱力したドリブルからのシュートのこぼれ球をフリーの状態で詰めるも枠の外に飛んでしまう。さらに同アディショナルタイム、DF山根視来の右からのクロスに反応したシュートもゴールを捉えることはできなかった。

 SNS上では「前田大然」がトレンドに。ファンからは「惜しいシーン多かっただけに悔やまれる」「ブラジル戦は決めて欲しい」「めちゃくちゃ走っててチャンス作ってた」「ゴールを見たかった」「脅威なプレス」「すごい目立ってた」と多くのコメントが寄せられている。

 セルティックへ移籍し、クラブでは8得点と好調だった前田。代表でのゴールを熱望する声も多い。日本は6日に強豪ブラジル戦を迎えるが、前田へのファンの注目度は高まっているようだ。

【読者アンケート】日本代表@パラグアイ戦

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