森保ジャパン、6月シリーズ初戦パラグアイ戦で2点リードで後半へ 浅野&鎌田がゴール

先制ゴールを決めたFW浅野拓磨【写真:Getty Images】
先制ゴールを決めたFW浅野拓磨【写真:Getty Images】

前半36分に浅野が先制点、同42分には鎌田が追加点

 森保一監督率いる日本代表は6月2日、カタール・ワールドカップ(W杯)に向けた強化試合として札幌ドームでパラグアイ代表と国際親善試合で対戦。FW浅野拓磨の先制ゴールなどで2-0のリードを奪ってハーフタイムを迎えた。

 日本はW杯アジア最終予選を突破してから最初のゲーム。森保監督が前日会見で、予選での主力を6日のブラジル戦に起用する意向を話した通り、主将のDF吉田麻也、アンカーのMF遠藤航以外は全体的に控えが多かった選手や代表復帰になった選手の多いスタメンになった。

 それでも、日本はW杯南米予選で敗退したパラグアイを試合開始から押し込む展開に持ち込み、立ち上がりの時間帯に遠藤がコーナーキックのこぼれ球を至近距離から狙うも枠外。前半11分には左サイドのペナルティーエリア近くでボールを持ったMF三笘薫が、鋭いフェイントで縦に突破してラストパス。そこにMF鎌田大地が入り込んで合わせたものの、シュートはゴールポスト直撃で惜しくもゴールとはならなかった。

 その後もセットプレーで攻撃参加した初招集の長身DF伊藤洋輝がヘディングで狙うなど日本の攻勢は変わらずだったが、先制ゴールはなかなか生まれず。逆に距離のあるところから強烈ミドルが日本ゴールを襲う場面もあったが、GKシュミット・ダニエルが落ち着いて弾き出した。

 そして前半36分、日本は伊藤からの縦パスをセンターサークル内でFW浅野拓磨が相手を抑えて受け、そのボールをフォローしたMF原口元気からのスルーパスを受けた浅野がそのまま持ち込んでGKとの1対1で冷静に浮かせてゴール。さらに同42分には右サイドからFW堂安律が左足で鋭いクロスを供給すると、中盤から入り込んだMF鎌田が相手と競り合いながらゴール。日本が2-0とリードを奪って前半を終えた。

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