「ストライカー」南野に期待? プレミア残留リーズの補強を移籍専門記者が予想「4選手との新契約が期待できる」
ジョーンズ記者は「南野の獲得に向けてラツィオ、インテルと競い合っている」と指摘
2021-22シーズンのプレミアリーグで17位となり、1部残留を果たしたリーズ・ユナイテッドは、今夏の移籍市場で補強に出ると報じられている。英メディア「GIVE ME SPORT」は、移籍専門記者のディーン・ジョーンズ氏のコメントを基に、イングランド1部リバプールの日本代表MF南野拓実の獲得に動いていることを指摘した。
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今シーズン、リーグ戦で苦戦の続いたリーズは、シーズン途中にマルセロ・ビエルサ監督を解任。かつて、オーストリア1部ザルツブルクなどで指揮を執っていたジェシー・マーシュ監督に後任の座を託した。最終的に降格圏となる18位のバーンリーと勝ち点差「3」の17位で辛くもプレミア残留を決めたが、かつて欧州大会にも出場していた古豪は、来季は残留争いに巻き込まれないためにも今夏の補強の必要性が指摘されている。
2021-22シーズンのリーズは、リーグ戦38試合で42得点にとどまった。これはプレミア残留を決めたクラブの中で最少の数字となっている。また、守備についても79失点を喫しており、これは最下位のノリッジ・シティの84失点に次ぐリーグワースト2位の数字だ。
移籍専門記者のディーン・ジョーンズ氏は、「選手たちの価値の観点から、移籍市場を見てみると、4選手との新たな契約が現実的に期待できるだろう。彼らはストライカーを獲得しに行く。それは間違いない」と、自身の見解を語った。
得点源として獲得が期待されている選手の1人が、今シーズンのFAカップとリーグカップの2冠を達成したリバプールにおいて、その両方のカップ戦でチーム得点王となった南野だ。記事では「リーズは、リバプールのスター選手である南野拓実の獲得に向けて、ラツィオ、インテルと競い合っている」と、すでに加入の決定したアメリカ代表MFブレンダン・アーロンソンに続くアタッカーとして、獲得を目指していることを報じている。
2021-22シーズンのリーグ戦では、わずか1試合の先発出場にとどまった南野。かつて所属したザルツブルクで共闘したマーシュ監督の下で、再びプレーすることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)