「クルトワ神かよ」 欧州CL決勝の“ビッグセーブ連発”シーンに驚き、右手1本の好守にファン「エグすぎ!」

リバプール戦での勝利に貢献したGKティボー・クルトワ【写真:ロイター】
リバプール戦での勝利に貢献したGKティボー・クルトワ【写真:ロイター】

リバプールの決定機をことごとく阻止、好守連発シーンが話題

 スペイン1部レアル・マドリードは現地時間5月28日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝でイングランド1部リバプールを1-0で破り、4大会ぶり14度目の優勝を飾った。この試合で幾多のピンチを救ったのがベルギー代表GKティボー・クルトワで、好セーブシーンに「エグすぎる!」「神かよ」「バケモン」といった声が上がり、話題となっている。

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 フランス・パリ郊外のスタッド・ドゥ・フランスで行われた一戦で、レアルの守護神クルトワが魅せた。試合序盤からリバプールの勢いに押されたなか前半21分、セネガル代表FWサディオ・マネが放った右足シュートに対し鋭く反応。まさに“1点もの”のシュートだったが、右手でわずかに触れると、ボールはゴールポストに直撃し難を逃れる。

 その後も冷静にピンチを凌いだクルトワは、後半19分にもエジプト代表FWモハメド・サラーが右サイドからカットイン後、左足でファーサイドを狙ったシュートに対し横っ飛びでセーブ。さらに同37分、またもサラーにエリア内から決定的シュートを放たれるも、右腕に当ててチームの窮地を救った。

 観る者の度肝を抜く幾多の神セーブシーンは反響を呼び、「WOWOWサッカー」公式YouTubeチャンネルのコメント欄には、ファンから「どれも入っておかしくないクルトワ凄すぎる」「クルトワ神かよ」「鳥肌もん」「バケモン」といった驚きの声が上がり、右手1本でピンチを阻止した前半21分のビッグセーブシーンに対し「エグすぎる!」との指摘も寄せられた。

 データ分析会社「オプタ」によると、CL決勝における9度のシュートセーブは、統計を取り始めた2003-04シーズン以降で史上最多。この試合のMVPにも輝いたクルトワの存在なくして、レアルの優勝はなかったと言えるほどのハイパフォーマンスぶりだった。

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