リバプール南野の移籍金27億円「あまりに魅力的」 “お買い得”銘柄と英識者指摘「とてもいい値段だ」

リバプールの日本代表MF南野拓実【写真:ロイター】
リバプールの日本代表MF南野拓実【写真:ロイター】

元リーズのウィーラン氏、移籍噂の南野“値札”について見解

 リバプールの日本代表FW南野拓実は今季終了後に移籍する可能性が各所で報じられている。現役時代にリーズ・ユナイテッドでも活躍したノエル・ウィーラン氏は今季の南野の活躍を高く評価。つけられた1700万ポンド(約27億円)の値札について「フェアすぎるくらいだ」と語っている。

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 今季の南野は公式戦24試合に出場し、計10得点1アシストをマーク。プレミアリーグでは先発わずか1回に終わったが、FAカップで3得点、リーグカップでは4得点といずれもチームトップの数字を叩き出した。1得点に要した時間はわずか101分で、これは1000分以上プレーしたプレミアリーグ所属選手の中で最少という記録も残している。

 ユルゲン・クロップ監督にとって貴重な戦力となっていたのは間違いない一方で、出番が限られていることから移籍の噂は過熱気味。冬の移籍市場でも噂のあったリーズやセリエAのインテル・ミラノが関心を持っており、移籍金は1700万ポンド(約27億円)と報じられている。

 そうしたなかで、英メディア「フットボール・インサイダー」でウィーラン氏は南野の価値が1700万ポンドで妥当かという質問に対し、「全くそのとおりだ」と語り、南野のパフォーマンスを称えた。

「南野が1700万ポンド? それは頭を悩ませる必要がないね。彼は本当に立派な態度で、練習場に良い変化をもたらしてくれるタイプの選手だ。彼はサウサンプトンでも素晴らしい活躍をしたし、チームに馴染むために不屈の努力を続けた。彼ら(サウサンプトン)はこの夏に再び彼を呼び戻せるかどうか嗅ぎ回っているところだろう。

 ブレントフォードのようなクラブも同様だと思う。クリスティアン・エリクセンが移籍することになれば、彼は素晴らしい代役になれるんじゃないかな。ゴール前で素晴らしい記録を残している選手としては、とても良い値段だ」

 ウィーラン氏は南野が昨シーズン後半戦にプレーしたサウサンプトン、あるいは今季プレミアリーグ13位に終わったブレントフォードを南野の移籍先の候補として言及し、南野の移籍金は「あまりに魅力的だ」とお買い得であることを強調した。

 南野はレアル・マドリードとのUEFAチャンピオンズリーグ決勝後に去就について考えると発言している。森保ジャパンでエースを張る男の去就に注目だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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