南野拓実、イタリア1部ラツィオ移籍説が過熱 ミズノのサプライヤー契約が“布石”と現地報道
ラツィオは今季セリエA5位で来季ヨーロッパリーグに出場
イタリア1部の強豪ラツィオが、来季に向けた補強戦略としてイングランド1部の強豪リバプールでプレーする日本代表MF南野拓実の獲得に乗り出すことが浮上しているという。イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」が、日本のスポーツメーカー「ミズノ」との契約が布石だと報じている。
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ラツィオは今年2月、アカデミーなども含めたオフィシャルサプライヤーとしてミズノと契約。来季からユニフォームがミズノ社のものになる。そして、その広告塔にもなる日本人選手という意味合いも持たせつつ、イングランドで今季カップ戦2冠に貢献した南野の獲得が浮上したという。
南野は今季、リーグ戦では満足な出場機会を得られなかったものの、FAカップとリーグカップ(カラバオカップ)では優勝に大きく貢献した。一方で、英メディアでは来季にポルトガル人MFファビオ・カルバーリョも加入する攻撃陣の中で出場機会を得るのは難しく、「移籍もやむなし」という論調でレポートされている。
イタリアでは、今季セリエAを2位で終えたインテルも南野の獲得に興味を示しているとされる。リバプールへの移籍金は1700万ポンド(約26億円)ほどの交渉が見込まれるとされるが、ラツィオは今季を5位で終えたために来季はUEFAヨーロッパリーグ(EL)に出場する。
南野は5月28日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝後に去就について決断する意向を示しているが、イングランド国内ではリーズが獲得に乗り出すなど多くのクラブの興味を引いている。
ミズノとの契約が後押しとなり、南野がイタリアの首都ローマで水色のユニフォームに袖を通すことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)