インザーギ監督、本田の右FW起用に「正解だった」 背番号10に得点王のタイトルを期待

 

「多くのクオリティーを持っている選手」

 

 ACミランのフィリッポ・インザーギ監督が25日、本拠地で迎えるフィオレンティーナ戦(26日)の試合前日会見に臨み、現在リーグ7試合6得点でセリエA得点ランクトップタイに位置する日本代表FW本田圭佑に対して、得点王への期待を寄せた。

 今季4位につけているミラン。会見では、好調のチームを牽引する背番号10ついての質問が飛んだ。

「本田はとてもいい仕事をしている。様々なゴールを決めているが、それは多くのクオリティーを持っている選手だからだろう。ヘディング、セットプレー、力のあるシュート。我々は満足している」

 痩身の美男子は今季覚醒した愛弟子の活躍に、こう言って目を細めた。

 また、指揮官は会見の席で改めて今季4-3-3の3トップの右で起用している理由について言及。「リーグの最初に私が考えていたことは、(本田が)利き足とは反対のゾーンで私自身が理想とするサッカーを表現するのに手を貸してくれるかということ。本田を見た時、彼にはそれが可能かもしれないと思ったんだ。実際、正解だった。称賛するにふさわしい」と話した。

 指揮官の読み通り、本田は3トップの右サイドの位置で躍動。インザーギ戦術の要の1つとも言える“右サイドのレフティ”として7試合で6得点2アシストと結果を出している。

 

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