戦力外ベイル、今季残りのプレーは? アンチェロッティ監督「重要ではない」と一蹴

レアル・マドリードでプレーするFWギャレス・ベイル【写真:Getty Images】
レアル・マドリードでプレーするFWギャレス・ベイル【写真:Getty Images】

アンチェロッティ監督、ベイルの功績に注目「素晴らしい章を記してきた」

 スペイン1部レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督は、今季限りでクラブとの契約が満了を迎えるウェールズ代表FWガレス・ベイルについて、ポジティブな感情とともにクラブから送り出されるべきだと考えているようだ。衛星放送「ユーロスポーツ」が報じている。

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 夏の移籍市場でレアルは、イングランド1部チェルシーのドイツ代表DFアントニオ・リュディガー、パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペを獲得すると報じられている。まだクラブへの加入が発表されていない2人について、「コメントをしたくない」とコメントを拒否したアンチェロッティ監督だが、今季限りでレアルを退団するベイルについては、自身の考えを明らかにしている。

 2013年にレアルに加入したベイルは、これまでに3度のリーグ優勝、4度のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝など、数々のタイトル獲得に貢献。だが、ここ数シーズンは負傷も多く、十分な活躍ができていなかった。また、ピッチ外での言動や出場していない試合での態度などが問題視され、レアルのファンからはブーイングを浴びるような状況になっている。

 今シーズン、レアルが残している公式戦はCL決勝のリバプール戦のみになっているが、この一戦にベイルが出場するかは不透明だ。

 アンチェロッティ監督は「彼がプレーするかどうかは重要ではない。重要なのは、ベイルがこのクラブの歴史の一部であるということだ。彼は常にレアル・マドリードのファンの記憶にある。いくつかの素晴らしい章を記してきた。そのことを理解しないといけない」と、クラブへの貢献を強調した。

 来シーズンは、英国への復帰が報じられているベイルだが、レアルの選手としてプレーする機会は、まだ残っているのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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