アーセナルMFジャカ、CL圏外5位転落の不甲斐ない結果に喝 「心の準備ができていないのなら家にいるべき」

アーセナルはニューカッスルに2失点で敗れた【写真:ロイター】
アーセナルはニューカッスルに2失点で敗れた【写真:ロイター】

ニューカッスルに0-2で敗れ、CL出場圏外の5位へ後退

 日本代表DF冨安健洋が所属するイングランド1部アーセナルは現地時間5月16日、プレミアリーグ第37節でニューカッスルに0-2で敗れ、5位に転落した。スイス代表MFグラニト・ジャカは不甲斐ない結果を受けて、「心の準備ができていない選手は家にいればいい」と厳しいコメントを残した。英メディア「フットボール・ロンドン」が報じている。

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 前節、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争う直接のライバルであるトッテナムとの「ノースロンドン・ダービー」で敗れていたアーセナル。2016-17シーズン以来6シーズンぶりとなるCL出場のためには一戦も落とせない状況だったが、ニューカッスルとのアウェーゲームは前半途中にDF冨安が負傷交代となるアクシデントに見舞われた。

 そして後半10分にイングランド代表DFベン・ホワイトのオウンゴールで先制を許すと、終了間際にも追加点を許す展開で敗戦。同日の試合でバーンリーを下したトッテナムに4位の座を明け渡した。再び4位に浮上するためには、最終戦のエバートン戦の勝利が最低条件となる。

 痛恨の黒星を受け、アーセナルのMFジャカはチームに対して厳しいコメントを残している。

「正しい言葉を見つけるのは難しい。前とは違うところを見せるためにここへ来たのに、僕らは最初から90分までピッチに立つに値しなかった。(重要な試合でどうして低調なパフォーマンスに終わったのか?)どうしてこうなったのかは分からない。僕には説明できない。僕らはゲームプランを遂行することができなかった。監督の言うことを聞かず、自分たちのやりたいようにやった結果がこれだ。これではチャンピオンズリーグどころか、ヨーロッパリーグでさえ戦う資格はない。受け入れがたい結果だ」

 アーセナルではチームキャプテンも経験しているジャカは、選手たちの試合に臨む姿勢に問題があったとも語っている。

「試合に対する心の準備ができていないのであれば、家にいるべきだ。単純なことだ。年齢は関係ない。35歳でも10歳でも18歳でも、緊張して準備ができていないようならベンチか家にいればいい。ここにいる必要はない。この試合は我々にとって最も重要な試合だと分かっていたから、プレーするためにここにいる。このようなパフォーマンスは受け入れられない。本当に悲しくて、残念だ。アーセナルをサポートしてくれる人たちには本当に申し訳ない」

 不甲斐ない戦いで崖っぷちに立たされたアーセナル。ジャカの言葉に選手たちは奮い立つのか。最終戦でのパフォーマンスに注目だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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