チェルシー英雄テリー、“セルティックマフラー着用姿”が話題 「愛を公言」した理由とは?

チェルシー英雄テリー氏【写真:Getty Images】
チェルシー英雄テリー氏【写真:Getty Images】

5月1日のオールドファームで、セルティックマフラーを着用し観戦

 スコットランド1部セルティックは、5月1日に行われたレンジャーズとのオールドファームを1-1で引き分け、リーグ優勝に一歩近づいた。FW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央の3選手が先発に顔を並べた一戦は、多くの注目を集めたが、スタンドにはチェルシーのレジェンドである元イングランド代表DFジョン・テリー氏の姿もあった。英紙「メトロ」はテリーが、セルティックのマフラーを巻いて観戦していた理由に注目している。

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 セルティックは前田のアシストから、ポルトガル人FWジョタがゴールを挙げて先制したが、後半に同点ゴールを決められて1-1で引き分けた。リーグ優勝の行方を左右する今シーズン5度目のオールドファームは痛み分けとなり、首位のセルティックは2位のレンジャーズとの勝ち点差「6」を維持したまま、残りの試合に向かうこととなった。

 チェルシーの下部組織出身のテリー氏は、トップチームで通算492試合に出場した伝説的なキャプテンだ。2021年にアストン・ビラのアシスタントコーチを辞任し、現在はチェルシーのアカデミーで、コーチングコンサルタントを務めているが、実は幼少期の頃からのセルティックのファンだという。

「メトロ」は、「テリーの登場はソーシャルメディア上で混乱を招いたが、彼はセルティックへの愛を公言している」と報じ、2006年にチェルシーがスタンフォード・ブリッジでセルティックと親善試合をした後、本人が公言した言葉を引用しながら、ファンになった理由を綴っている。

「僕はずっとセルティックのファンだったんだ。僕が彼を応援するようになったきっかけは一つ。兄のポールと同じように、幼い頃からスコットランドのサッカーをイングランドのサッカーと同様に追っていたんだ。彼はレンジャーズのサポーターだったけど、僕は家のなかでダービーの雰囲気を味わいたかったから、セルティックを応援することにしたんだ。子供の頃から、ずっと彼らの結果を追い続けている」

 常にセルティックの動向に注目をしていたというテリー氏。この試合で先発出場した日本人3選手の動きは、彼の目にどう映っていたかも気になるところだ。

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