フォルランが高騰し続ける移籍金に苦言 「ポグバ獲得に140億円が必要なら…」

「ポグバがその金額に見合うかどうかは…」

「もちろん、お金は重要なものだ。サッカー選手に素晴らしい人生と、人生に対する安定をもたらしてくれる。そして、世界中の人々や新聞もそれについて話す。ポグバはその金額に見合うかどうかという話がされるのは仕方がないが、選手にとってお金はモチベーションの中のほんの一部であるべきだ。最も高額な給料をもらう選手が中心にされやすいが、サッカーはあくまでもチームスポーツなのだ。現在のサッカー界で動いている大きすぎる金銭は、選手とサッカーそのものから興味の中心を奪ってしまう危険性がある」

 C大阪でのプレーを終えて帰国したフォルランは、母国ウルグアイのペニャロールでのプレーを6月に終えて現在は無所属の選手となっている。37歳になったストライカーは、このまま現役生活に幕を引くのか、新たな挑戦をスタートさせるのか。いずれにせよ、古巣ユナイテッドが主役の一つである移籍金の札束攻勢に対して、憂慮の思いを持って過ごしているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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