マンU構想外のシュバイニーを巡り”ミラノダービー”勃発!?  減俸容認ならセリエA初上陸へ

32歳のベテラン獲得へミランとインテルが興味か

 ドイツ代表からの引退を発表したマンチェスター・ユナイテッドのMFバスティアン・シュバインシュタイガーは、ジョゼ・モウリーニョ新監督による新シーズンの構想に入らず、移籍が有力視されている。英紙「マンチェスター・イブニングニュース」は、ACミランとインテルのミラノ勢が獲得に興味を示していると報じている。

 バイエルン・ミュンヘンやドイツ代表でキャプテンを務めた実績十分のMFを巡って、“ミラノダービー”がスタートした模様だ。シュバインシュタイガーは昨季にバイエルンからユナイテッドへ自身初の国外移籍を果たしたが、シーズンの前半戦こそ出場試合数を重ねたものの、2016年に入ってからのリーグ戦出場はわずか2試合と苦しんだ。

 そしてモウリーニョ新監督からは、中盤の人員整理によって構想から外れたとされている。1984年生まれで8月1日に32歳になったものの、6月から7月に開催された欧州選手権でもドイツ代表の一員としてベスト4進出に貢献するなど実力は健在だ。

 そのシュバインシュタイガーに対し、チームの立て直しが不可欠なミラノ勢の2チームが獲得へ動き始めたという。問題は年俸で、どちらのチームに加入するとしても多少の減俸を受け入れる必要があるとされている。

 このオフには、かねてから交際していた女子プロテニスプレーヤーのアナ・イバノビッチとイタリアのヴェネチアで結婚式を挙げた。その新婚生活の舞台もイタリア・ミラノになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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