浦和ユンカーが語る“日本愛”…日本人の優しさに驚き「想像以上だった」 SNSお茶目投稿でファンと交流の理由「愛情を感じた」

SNSを通じて築いたファン・サポーターとの関係性「みんなのリアクションで幸せに」

 簡単ながら日本語も交えるユンカーの投稿は人気を博している。そのSNSを通じたサポーターとの交流はユンカーにとって非常に重要な時間になっているという。

「自然に湧き出るアイデアだね。僕が日本に来た時から、ファン・サポーターからの愛情、サポートを感じたので、どう応えようかと常に考えていた。コロナ禍でできることも限られるので、SNSは関係性を保つために非常に重要だなと思っていたし、一番いい方法だと思う。まだまだもっと恩返しをしたい部分はあるけど、これからもいい関係性は保っていきたい。

(日本語の投稿は)もちろん協力してもらいながらだし、自分だけでやるのは難しい。ただ、みんなに分かってもらえるように、日本語と英語の両方を使いながら距離を縮めるのが大事だと思う。

 インターネットのおかげで愛情やサポートを多く感じられる。みんなのリアクションで幸せになれるし、僕も返せる分だけしっかり返そうと思っている。何か面白いネタがあればすぐにポストして、楽しさや笑顔をシェアしながら楽しくやりたい。個人的には、このSNSがとても助けてくれる要素になっているよ」

 4月1日のエイプリルフールには、「この度、ユンカーうどん屋が4月1日(金)にグランドオープンする事が決定致しました。 #エイプリルフール」とも投稿。これには1万2000件以上の「いいね」も寄せられた。うどん屋の開業について「いつか本当にできたらいいね」と笑顔も見せた。北欧からやって来たユンカーにとって、SNSは日本での生活を楽しいものにする大きな助けになっているようだ。

[プロフィール]
キャスパー・ユンカー/1994年3月5日生まれ、デンマーク出身。ラナースFC―FCフレゼリシア―ラナースFC―オーフスGF―ACホーセンス(いずれもデンマーク)―スターベクIF(ノルウェー)―ACホーセンス(デンマーク)―FKボーデ/グリムト(ノルウェー)―浦和。スピード、卓越したポジショニングのセンス、正確な左足のキックなどを備えたストライカー。2021年4月に浦和へ加入し、リーグデビューから4戦連続ゴールと活躍。1年目はJ1リーグ戦21試合9ゴール(公式戦32試合16ゴール)で優秀選手賞に輝いた。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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