リーグ第29節ハイデンハイム戦で3-0勝利、板倉が今季4ゴール目

　ドイツ2部シャルケの日本代表DF板倉滉が、現地時間4月9日のリーグ第29節ハイデンハイム戦でスタメン出場し、後半にスーパーゴールを叩き込んで3-0勝利に貢献。海外メディアが「相手2人を翻弄」「板倉の一撃は一見の価値あり」と絶賛している。

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　試合は前半35分、MFドミニク・ドレクスラーの一撃でシャルケが先制。1-0で前半を折り返したなか、後半7分に板倉が会場を沸かせた。

　板倉は自陣中央で身体を張ってボール奪取に関与し、こぼれ球を拾ったドレクスラーがそのままドリブルを開始。板倉は後方から右サイドを一気に上がると、相手を引き付けたドレクスラーからパスが届き、クロスを上げるようなフェイントで切り返して1人目を翻弄する。続けざまに寄せる相手に対して、今度は左足でキックフェイトを繰り出し、連続切り返しで振り切ると、最後は右足で豪快なシュートを叩き込んだ。

　板倉の今季4ゴール目でリードを広げたシャルケは、終了間際にも追加点を奪い3-0と快勝。衛星放送「スカイ・スポーツ」ドイツ版は「板倉が相手2人を翻弄し、ファーサイドの隅に叩き込んだ」と伝えれば、ドイツ移籍情報専門サイト「Transfermarkt」は「2人を置き去りにした板倉の一撃は一見の価値あり」と評しており、板倉に対して賛辞が続々と寄せられている。