ミランの“ゼロ円補強”戦略が完全復活!? アルベロアに続きユーベ退団DFの獲得に動く

本田、モントリーボらも“ゼロ円補強”だが…

 イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は先日、「幽霊のようにやって来て幽霊のように去る選手が後を絶たないのが、ゼロ円補強選手たちだ」と、近年のミランの補強方針を断罪していた。現在のチームでここ数シーズン出場機会が多い選手でも、GKディエゴ・ロペス、MFリッカルド・モントリーボ、FWジェレミー・メネズに日本代表FW本田圭佑が契約満了後のゼロ円補強の選手たちだ。昨夏こそ1億ユーロ(約117億円)を移籍市場に投下したものの、今オフは再び“訳あり物件補強”の方針が復活している。

 3シーズン連続でヨーロッパのカップ戦への出場権を逃しているミランは、起死回生の一手としてタイ人実業家や中国企業への株式売却を模索しているが、どれも交渉成立寸前でストップしている。シーズン前の補強期間に現金が不足している状況のなかで、宝探しのような“ゼロ円補強”を繰り返しているミランは、果たして掘り出し物を見つけることができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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