カタールW杯、森保ジャパン“因縁の相手”との対戦は? 注目のグループ抽選ポット分け決定

日本代表は第3ポット【写真:(C)JFA】
日本代表は第3ポット【写真:(C)JFA】

11月開催カタールW杯のポット分けが決定 現地時間4月1日に組み分け抽選会

 国際サッカー連盟(FIFA)は、3月31日付で最新のFIFAランキングを公開。それに伴い、11月に開幕するカタール・ワールドカップ(W杯)の組み合わせ抽選会における正式な第1ポットから第4ポットまでの割り振りも公開した。

 今回の抽選会では、出場32チームを原則的にFIFAランキング順に分ける。最上位の第1ポットから第4ポットまで8チームずつが入り、グループごとに極端な力の差が生まれないようにする。また、地域性も考慮され、同一大陸の国は13チームが出場する欧州から2チームが同居するグループが発生する場合以外、違うグループに入ることになる。

 また、開催国のカタールはランキングに関係なく第1ポットに入り、これから出場国が決まる大陸間プレーオフの勝者2チーム、欧州予選プレーオフの1チームは、第4ポットに入る。

 第1ポットには前回王者フランスをはじめ、ブラジルやスペインなど強豪国がずらりと立ち並ぶ。第2ポットにはドイツとオランダが入り、前回準優勝のクロアチアや近年の躍進が目立つデンマーク、欧州王者イタリアを退けて出場するスイスも入る。大舞台で“曲者”と言えるメキシコもこのポットで、各組のカギを握る存在になると言えそうだ。

 そして、日本は第3ポットに入る。他にもアジアから出場のイランと韓国が入るほか、元日本代表監督のバヒド・ハリルホジッチ氏が率いるモロッコもこのポットに入った。そのため、ハリル氏との因縁の対決は、実現しても決勝トーナメントに入ってからということになる。

 第4ポットには日本と同じアジア最終予選B組で首位通過したサウジアラビアのほか、1986年メキシコW杯以来9大会ぶりの出場となるカナダも入った。

 今大会で日本は過去最高成績のベスト16の壁を越えて、ベスト8以上を目標にするとしている。そのために突破しなければいけないグループステージの組分けはどのようなものになるのか。現地時間4月1日、日本時間では4月2日未明に行われる抽選会の結果が注目される。

 FIFA発表のポット分けは以下のとおり

第1ポット:カタール(開催国)、ブラジル、ベルギー、フランス、アルゼンチン、イングランド、スペイン、ポルトガル

第2ポット:メキシコ、オランダ、デンマーク、ドイツ、アメリカ、ウルグアイ、スイス、クロアチア

第3ポット:セネガル、イラン、日本、モロッコ、セルビア、ポーランド、韓国、チュニジア

第4ポット:カメルーン、カナダ、エクアドル、サウジアラビア、ガーナ、欧州予選プレーオフ(ウェールズ対スコットランド/ウクライナ)の勝者、大陸間プレーオフ1(ペルー対オーストラリア/UAE)の勝者、大陸間プレーオフ2(コスタリカ対ニュージーランド)の勝者

(FOOTBALL ZONE編集部)



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