森保監督「本当にありがとうございました」 W杯行き決定で安堵「苦しい戦いばかりでした」

森保一監督【写真:AP】
森保一監督【写真:AP】

豪州との大一番を2-0で制し、7大会連続のW杯出場を決める

 森保一監督の率いる日本代表は3月24日、ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア戦に臨んだ。後半途中出場したMF三笘薫が2ゴールを記録して、2-0で勝利。最終予選の序盤のオマーン戦(0-1)、サウジアラビア戦(0-1)に敗れ、苦戦した日本だったが、見事に7大会連続のW杯出場を決めている。

 前半はオープンな試合展開になったなか、日本はカウンターからピンチを招いた。後半になると、日本はリスクを減らした戦いを見せ、勝たなければいけないオーストラリアが前に出ないといけない状況をつくる。そして、後半39分から途中出場したFW三笘薫が、2ゴールを挙げる活躍を見せて、W杯出場を決めた。

 試合後のフラッシュインタビューで、森保監督は、「苦しい戦いばかりでしたけど、政府関係者のみなさん、中央行政のみなさん、エッセンシャルワーカーのみなさん、そして、コロナのなかでも、いろいろな人が我々にサッカーできる環境をつくってくれました。感謝を申し上げたいと思います」と、周囲に感謝した。

 その後も「そして、サポーターの皆さん、国民の皆さんとともに、我々、ここにきたチーム、みんなで一丸となって戦いましたがこれまでつなげてくれた選手たち、スタッフたちがいっぱいいて、我々がこの場に立って、勝利することができました。我々、日本代表を支えてくれたすべての方々と、すべてのサッカーファミリーと、このW杯出場という勝利をつかみ取れたと思っています。一緒に喜びたいと思います。みなさま、本当に応援、支援ありがとうございました」と、気持ちを込めて語った。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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