FWは伊東、南野、浅野の3人を起用

　森保一監督率いる日本代表は3月24日、カタール・ワールドカップ（W杯）アジア最終予選第9節オーストラリア戦のスタメンを発表。FW大迫勇也（ヴィッセル神戸）が不在のなか、3トップはMF南野拓実（リバプール）、MF伊東純也（ヘンク）、FW浅野拓磨（ボーフム）となった。ファンから「オーストラリアキラー」の浅野への期待の声も出ている。

　現在のグループBは、1位サウジアラビア（勝ち点19）、2位日本（同18）、3位オーストラリア（同15）が上位につけるなか、上位2か国がW杯自動出場権を獲得し、3位はアジアプレーオフに回る。日本がオーストラリアに勝利すれば7大会連続のW杯出場が決まる一方、敗れれば逆転で3位転落。最終的な結果は29日にホームで行われるベトナム戦へと持ち越される。

　日本は大迫やDF酒井宏樹（浦和）ら主力クラスが怪我のため欠場。そのなかで大一番のスタメン11人が発表された。

GK
権田修一

DF
長友佑都
吉田麻也
板倉　滉
山根視来

MF
遠藤　航
田中　碧
守田英正

FW
伊東純也
南野拓実
浅野拓磨

　DF冨安健洋（アーセナル）不在でDF吉田麻也（サンプドリア）の相棒はDF板倉滉（シャルケ）、酒井の代役はDF山根視来（川崎フロンターレ）、前線は伊東、南野、浅野となった。

　浅野は2017年8月31日に行われたロシアW杯アジア最終予選のオーストラリア戦（2-0）で先制ゴールをマーク。21年10月12日のカタールW杯アジア最終予選第4節のオーストラリア戦（2-1）でも決勝点となるオウンゴールを誘発する動きを見せるなど、オーストラリアとは相性がいい。

　スポーツチャンネル「DAZN」公式ツイッターがスタメンを伝えると、「オーストラリアキラー楽しみ」「オーストラリアキラーがあるから少しは納得かな」「勝ってくれたら何でもいい」「頼むぜ～」といった声が上がっていた。