勝てばW杯出場の一戦、「まずは勝つことしか考えていない」と強調

　森保一監督率いる日本代表は3月24日にカタール・ワールドカップ（W杯）アジア最終予選第9節でオーストラリアと対戦する。勝てば本大会出場が決まる大一番となるなか、MF伊東純也（ヘンク）は23日のオンライン取材に対応し、「まずは勝つことしか考えていない」と強調しつつ、最終予選最多の5試合連続ゴールへ「チャンスがあれば狙いたい」と意欲的な一面も覗かせた。

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　W杯出場を懸けた大一番となるオーストラリア戦に向けて、FW大迫勇也（ヴィッセル神戸）やDF酒井宏樹（浦和レッズ）ら主力クラスが負傷で離脱。そのなかで活躍に期待が懸かる伊東は「まずは勝つことしか考えていない。ゴールやアシストは自分の役割だと思うので、できるように頑張りたい」と口にする。

　オーストラリアについて「相手はフィジカルが強くて推進力がある。そこで負けないのはもちろん、上手く背後を突いていければ」と分析。ここまで最終予選4試合連続ゴールをマークしている伊東が今回のオーストラリア戦でも決めれば、史上最多のW杯予選5試合連続ゴール記録を打ち立てる。「4戦連発の時も取れると思っていなかったし、チャンスがあれば狙いたいと思う。そこについてのこだわりはないですね。チームが勝てればいいかな」とコメントし、まずは勝利を誓う。

「W杯を意識し始めたのは最近」と明かす伊東。勝負ヘアへのイメチェンを問われ、「そんな感じですね」と笑顔も見せた快足アタッカーがオーストラリア戦でも大暴れしてくれそうだ。