「W杯に行きたい」 “オーストラリアキラー” の浅野拓磨、大一番でのゴールに意欲「自分に期待している」

日本代表FW浅野拓磨【写真:高橋 学】
日本代表FW浅野拓磨【写真:高橋 学】

対オーストラリアの相性の良さゆえに“大迫の代役”としても期待

 日本代表FW浅野拓磨(ボーフム)が3月21日のオンライン取材に応じ、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア戦(24日)、ベトナム戦(29日)に向けて「スタメンで、という気持ちは常に持っている」と意欲を示した。

 日本代表のエースとして君臨してきたFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)が怪我のため離脱。攻撃陣の中で、浅野も活躍が期待される1人だ。今季はリーグ戦1ゴールと結果は出ていないが、「チームでなかなか結果として数字が表れない悔しさはあるけど、コンディションや状態はいい。ピッチに立てばやれる自信はある」と語る。

 浅野は2017年8月31日に行われたロシアW杯アジア最終予選のオーストラリア戦(2-0)で先制ゴールをマーク。21年10月12日のカタールW杯アジア最終予選第4節のオーストラリア戦(2-1)でも決勝点となるオウンゴールを誘発する動きを見せるなど、オーストラリアとは相性がいい。浅野もそんな自分に期待しているという。

「そう期待してくれる人も少なからずいると思うけど、自分も自分に期待しているし、決めてやるという気持ち。前回は何よりチームが勝てたのが喜びだけど、個人的には自分がゴールして勝ちに導きたいという気持ちが強いので、それができるように良い準備をしたい。自分をスタメンで、という気持ちは常に持っている。(森保一)監督をW杯に導きたい気持ちはあることはあるけど、一番はなんとしても自分がW杯に行きたい。人のことを考えられないくらい自分のことに集中しているし、余裕はない」

 浅野にとっては、カタールW杯のメンバー入りに向けて、この3月シリーズが大きなポイントになりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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