日本代表、W杯最終予選ラスト2試合のメンバー27名発表 前回欠場のキャプテン吉田麻也、三笘薫が復帰

豪州とアウェーで対戦する日本代表【写真:(C) JFA】
豪州とアウェーで対戦する日本代表【写真:(C) JFA】

3月24日にオーストラリア、3月29日にベトナムと対戦

 日本サッカー協会(JFA)は3月16日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のラスト2試合(3月24日オーストラリア戦、3月29日ベトナム戦)に臨む日本代表メンバー27人を発表した。

 日本は最終予選のグループBでオーストラリア、サウジアラビア、中国、オマーン、ベトナムと同居。同予選の幕開けとなった9月2日のオマーン戦(吹田)で0-1の黒星スタートを切り、同7日の中国戦(ドーハ)は1-0と勝利。10月7日のサウジアラビア戦(ジェッダ)は0-1と敗れるなど、苦戦を強いられてきた。

 しかしその後、10月12日のオーストラリア戦(2-1)、11月11日のベトナム戦(1-0)、同16日のオマーン戦(1-0)と3連勝。さらに、年明けのホーム2連戦でも中国とサウジアラビアにそれぞれ2-0で勝利し、6勝2敗の勝ち点18でグループ単独2位につけている。

 上位2か国が本大会出場権を獲得し、3位がプレーオフに回る最終予選。ラスト2試合では、3月24日に敵地で3位オーストラリア、3月29日にホームで6位ベトナムと対戦する。

 前回、負傷で不在だったキャプテンのDF吉田麻也(サンプドリア)が復帰。ふくらはぎの負傷で離脱が続いているDF冨安健洋(アーセナル)は、今回も招集が見送られた。MF/FWではW杯最終予選で4試合連続ゴール中の伊東純也(ヘンク)や南野拓実(リバプール)らが順当にメンバー入り。故障を抱えていた三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ/ベルギー)も復帰を果たしている。

 オーストラリア戦に勝利すれば、自力で7大会連続のW杯出場が決定する日本。森保一監督の采配にも注目が集まる。

 日本代表メンバーは以下のとおり。

■W杯アジア最終予選 3月シリーズ招集メンバー
GK
川島永嗣(ストラスブール/フランス)
権田修一(清水エスパルス)
シュミット・ダニエル(シント=トロイデン/ベルギー)
谷 晃生(湘南ベルマーレ)

DF
長友佑都(FC東京)
吉田麻也(サンプドリア/イタリア)
佐々木翔(サンフレッチェ広島)
酒井宏樹(浦和レッズ)
谷口彰悟(川崎フロンターレ)
山根視来(川崎フロンターレ)
植田直通(ニーム・オリンピック/フランス)
板倉 滉(シャルケ/ドイツ)
中山雄太(ズヴォレ/オランダ)

MF/FW
大迫勇也(ヴィッセル神戸)
原口元気(ウニオン・ベルリン/ドイツ)
柴崎 岳(レガネス/スペイン)
遠藤 航(シュツットガルト/ドイツ)
伊東純也(ヘンク/ベルギー)
浅野拓磨(ボーフム/ドイツ)
南野拓実(リバプール/イングランド)
守田英正(CDサンタ・クララ/ポルトガル)
三笘 薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ/ベルギー)
前田大然(セルティック/スコットランド)
旗手怜央(セルティック/スコットランド)
上田綺世(鹿島アントラーズ)
田中 碧(デュッセルドルフ/ドイツ)
久保建英(マジョルカ/スペイン)

(FOOTBALL ZONE編集部)



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