インザーギ監督が本田2発に歓喜の抱擁 「ゴールの場面でほとんどミスすることがない」と絶賛

「僕は嬉しい。監督として満足できる」

 

 本田はブラジルワールドカップで失意の1次リーグ敗退後にチームに合流。直後の米国遠征で結果が出せなくても、インザーギ監督は背番号10を擁護し続けた。

 そして熱心な指導によって、本田のみならず、この日右サイドバックとして1点目の相手オウンゴールを誘発したDFイニャツィオ・アバーテらを再び活躍に導くなど、トップチームの監督就任1年目にして優れた手腕を見せている。

「2ゴール目はエルシャラウィが本田に素晴らしいパスを供給した。本田はフリーな状態で、逆サイドでゴール決めた。我々はプレーを研究している。今週何回もやっていた練習が、実際ゴールにつながって、僕は嬉しい。監督として満足できる」

 ミラネッロで選手に施した訓練の成果がゴールと勝利に表れている。昨季8位に沈んだミランは現在4位。インザーギ監督はアレナトーレ(イタリア語で監督)としての喜びに打ち震えている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

 

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